ボリュームのサイズは、以下の条件に合わせて自動的に調整されます。
キープディスクが属しているグループにボリュームを作成する場合【EFI】
ボリューム作成時に指定したサイズを、キープディスクのシリンダサイズの倍数に切り上げたサイズのボリュームが作成されます。
例)
キープディスクのシリンダサイズが 8MB (= 16,384 ブロック) で、ボリューム作成時にサイズを 20MB (= 40,960 ブロック) と指定した場合、サイズは 16,384 ブロックの倍数に切り上げられて、49,152 ブロック (= 24MB) のボリュームが作成されます。
ストライプグループにボリュームを作成する場合
ボリューム作成時に指定したサイズを、(ストライプ幅) × (ストライプ列数) とシリンダサイズ (32,768 ブロック = 16M バイト) との公倍数に切り上げたサイズのボリュームが作成されます。
例)
ストライプ幅が 32、ストライプ列数が 3 で、ボリューム作成時にサイズを 20MB (= 40,960 ブロック) と指定した場合、サイズは 96 (= 32×3) ブロックと 32,768 ブロックとの公倍数に切り上げられて、98,304 ブロック (= 48MB) のボリュームが作成されます。
その他のボリュームを作成する場合
ボリューム作成時に指定したサイズを、シリンダサイズ (32,768 ブロック = 16M バイト) の倍数に切り上げたサイズのボリュームが作成されます。
例)
ボリューム作成時にサイズを 20MB (= 40,960 ブロック) と指定した場合、サイズは 32,768 ブロックの倍数に切り上げられて、65,536 ブロック (= 32MB) のボリュームが作成されます。
注意
大容量ボリューム【4.3A20以前】
4.3A20以前のバージョンでは、1TB 以上のボリュームに対しては、ミラーリングおよびスナップショット操作はできません。