GDS 運用管理ビューを使用するためには、GDS が導入されるすべてのノードにおいて、オペレーティングシステムで管理されるユーザグループを作成し、ユーザ名の登録を行う必要があります。
ユーザグループの種類には、以下の 2 つがあります。
Web-Based Admin View の管理者グループです。Web-Based Admin View のインストールを行うと、自動的に作成されます。動作環境設定、ログ表示、GDS 運用管理をはじめ、Web-Based Admin View 上で動作するすべての運用管理製品の操作が可能です。
GDS 運用管理の管理者グループです。GDS 運用管理ビューの操作が可能です。
製品インストールを行った後、ユーザグループ wvroot は自動的に作成されますが、その他のユーザグループは作成されません。
「4.10.1.1 ユーザグループの種類」で説明した sdxroot ユーザグループは、必要に応じて作成してください。
ユーザグループの作成は、以下のコマンドを使用して行います。
# groupadd sdxroot |
ユーザ名をユーザグループに登録するには、コマンドを使用します。
登録するグループ名に、sdxroot などの適切なユーザグループを入力し、以下のコマンドを実行します。
すでに登録されているユーザをユーザグループに登録する場合
Primary Group にグループを登録する場合
# usermod -g 登録するグループ名 ユーザ名 |
Secondary Group にグループを登録する場合
# usermod -G 登録するグループ名 ユーザ名 |
新規にユーザを登録する場合
Primary Group にグループを登録する場合
# useradd -g 登録するグループ名 ユーザ名 |
Secondary Group にグループを登録する場合
# useradd -G 登録するグループ名 ユーザ名 |
注意
wvroot グループへの登録
wvroot グループに属するユーザは、システム管理者グループに属するユーザと同等の権限を持ちます。wvroot グループには、システム全体の責任を任せられるユーザのみを登録してください。