以下の手順で、チューニングパラメタの設定を行います。
両ノードで、/etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf ファイルに以下の記述を追加します。
K5 環境および RHOSP 環境以外の場合
SDX_NETMIRROR=on SDX_NETMIRROR_DISK_COUNT=8 SDX_MV_STOP_WAIT_TIME=45 ED_CMD_RETRY_COUNT=60 ED_DRV_RETRY_COUNT=60 |
K5 環境または RHOSP 環境の場合
SDX_NETMIRROR=on SDX_NETMIRROR_DISK_COUNT=8 SDX_MV_STOP_WAIT_TIME=45 ED_CMD_RETRY_COUNT=100 ED_DRV_RETRY_COUNT=100 |
注意
下記の [PRIMECLUSTER のタイムアウト値] をデフォルトより大きい値に変更した場合、[変更が必要なパラメタ] の値を [パラメタ値の計算式] に従って変更してください。
[PRIMECLUSTER のタイムアウト値]
CF のハートビートのタイムアウト検出時間 (CLUSTER_TIMEOUT)
シャットダウン機構のタイムアウト値
[変更が必要なパラメタ]
ED_CMD_RETRY_COUNT
ED_DRV_RETRY_COUNT
[パラメタ値の計算式]
( <CLUSTER_TIMEOUT の増加分> + <ノード数> × <シャットダウン機構のタイムアウト値の増加分> ) ÷ 3 + 60
一方のタイムアウト値をデフォルト値より小さい値に変更した場合、そのタイムアウト値の増加分は 0 として計算してください。
小数点以下は切り上げで計算してください。
「シャットダウン機構のタイムアウト値」は、すべてのシャットダウンエージェントのタイムアウト値を足し合わせた値です。
両ノードを再起動します。