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PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.5
FUJITSU Software

E.3.2 エラーメッセージ (42000 - 42099)


42000

ERROR: read error on status slice object.volume, class=class:
      volume info:devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
      device info:devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)
                   devname=device
      error info: blk in disk=blknodk, blk in slice=blknosl,
                   length=length, resid=resid, errno=errno

説明

status 状態のスライス object.volume に対するリード要求が異常終了しました。このスライスから構成されるボリューム、あるいは単独でアクセス可能なスライスへのリード要求はエラー復帰しました。
アプリケーションが正常に動作できなくなる可能性があるため、早急に復旧させる必要があります。

対処

ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。


42001

ERROR: write error on status slice object.volume, class=class:
      volume info:devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
      device info:devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)
                   devname=device
      error info: blk in disk=blknodk, blk in slice=blknosl,
                   length=length, resid=resid, errno=errno

説明

status 状態のスライス object.volume に対するライト要求が異常終了しました。このスライスから構成されるボリューム、あるいは単独でアクセス可能なスライスへのライト要求はエラー復帰しました。
アプリケーションが正常に動作できなくなる可能性があるため、早急に復旧させる必要があります。

対処

ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。


42002

ERROR: open error on status slice object.volume, class=class:
      volume info:devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
      device info:devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)
                  devname=device
      error info:oflag=oflag, errno=errno

説明

status 状態のスライス object.volume に対するオープン要求が異常終了しました。このスライスから構成されるボリューム、あるいは単独でアクセス可能なスライスへのオープン要求はエラー復帰しました。
アプリケーションが正常に動作できなくなる可能性があるため、早急に復旧させる必要があります。

対処

ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。


42003

ERROR: read error and writeback error on status slice object.volume, class=class:
      volume info:devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
      device info:devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)
                   devname=device
      error info: blk in disk=blknodk, blk in slice=blknosl,
                   length=length, resid=resid, errno=errno

説明

status 状態のスライス object.volume に対するリード要求およびライトバック要求が異常終了しました。このスライスから構成されるボリューム、あるいは単独でアクセス可能なスライスへのリード要求はエラー復帰しました。
アプリケーションが正常に動作できなくなる可能性があるため、早急に復旧させる必要があります。
ライトバックとは、リードエラーが発生した場合に、他のスライスからデータをリードして書き戻す処理です。

対処

ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。


42004

ERROR: disk: device: ready for swapping due to I/O error, class=class

説明

クラス class のディスク disk で I/O エラーが発生したため、物理ディスク device を GDS の管理下から切り離して交換可能な状態にしました。

対処

物理ディスク device を交換した後、Enhanced Support Facility (ESF) によって提供されるマシン管理機能の活性交換ディスク組込みコマンド diskpowon(1M) を実行することにより、物理ディスク device を GDS の管理下に組み込んでください。
詳細については、「マシン管理説明書」を参照してください。
ただし、本メッセージに続いて "ERROR: device: setup for hot-swap failed" というエラーメッセージがコンソールに出力されている場合は、そのメッセージの対処方法に従って復旧を行ってください。


42005

ERROR: device: setup for hot-swap failed

説明

物理ディスク device は、GDS の管理下から切り離されて交換可能な状態になっていますが、Enhanced Support Facility (ESF) のマシン管理機能による活性交換の準備は失敗しました。

対処

物理ディスク device を交換した後、sdxswap -I コマンドを実行するか、または、GDS 運用管理ビューで物理ディスク復旧を実行することにより、物理ディスク device を GDS の管理下に組み込んでください。


42006

ERROR: volume: closed down volume, class=class

説明

ボリューム volume を閉塞しました。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。
復旧方法については、「F.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。


42007

ERROR: class: cannot startup class, no valid configuration database, sdxerrno=errno

説明

クラス class に関する正当な構成データベースが見つからなかったため、クラス class を起動できませんでした。
クラス class に登録されているすべての (あるいは大半の) ディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。

対処

F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42008

ERROR: class: cannot startup class, too few valid configuration database replicas, sdxerrno=errno

説明

クラス class に関する正当な構成データベースの数が足りなかったため、クラス class を起動できませんでした。
クラス class に登録されている多数のディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。

対処

F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42009

ERROR: class: closing down class, no valid configuration database

説明

クラス class に関する正当な構成データベースが見つからなかったため、クラス class を閉塞しました。
クラス class に登録されているすべての (あるいは大半の) ディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。

対処

F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42010

ERROR: class: closing down class, too few valid configuration database replicas

説明

クラス class に関する正当な構成データベースの数が足りなかったため、クラス class を閉塞しました。
クラス class に登録されている多数のディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。

対処

F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42011

ERROR: failed to send request message on node node, details

説明

ノード node において要求メッセージの送信が失敗しました。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42012

ERROR: timeout on receiving reply message from node node, details

説明

他ノード node からの応答メッセージを受信中にタイムアウトが発生しました。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42013

ERROR: rejected request message on remote node node, details

説明

他ノード node において、要求メッセージの処理が拒否されました。

対処

ノード node 上のメッセージログを調査して、必要な対処を行ってください。復旧できない場合は調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42014

ERROR: class: failed to start type volumes, status volume volume exists, node=node

説明

status 状態のボリューム volume が存在しているため、クラス class 内の共用ボリュームの起動処理がノード node において失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

ボリューム volume の状態が異常です。まず、正常な状態に復旧してください。
復旧方法については、「F.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。


42015

ERROR: class: failed to start and standby type volumes, status volume volume exists, node=node

説明

status 状態のボリューム volume が存在しているため、クラス class 内の共用ボリュームの起動および待機処理がノード node において失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

ボリューム volume の状態が異常です。まず、正常な状態に復旧してください。
復旧方法については、「F.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。


42016

ERROR: class: failed to stop and standby type volumes, status volume volume exists, node=node

説明

status 状態のボリューム volume が存在しているため、クラス class 内の共用ボリュームの停止および待機処理がノード node において失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

ボリューム volume の状態が異常です。まず、正常な状態に復旧してください。
復旧方法については、「F.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。


42017

ERROR: class: failed to stop type volumes, status volume volume exists, node=node

説明

status 状態のボリューム volume が存在しているため、クラス class 内の共用ボリュームの停止処理がノード node において失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

ボリューム volume の状態が異常です。正常な状態に復旧してください。
復旧方法については、「F.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。


42018

ERROR: class: failed to start type volumes, class closed down, node=node

説明

クラス class は閉塞状態であるため、ボリュームの起動処理は失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

クラス class の閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、syslog のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42019

ERROR: class: failed to start and standby type volumes, class closed down, node=node

説明

クラス class は閉塞状態であるため、ボリュームの起動および待機処理は失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

クラス class の閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、syslog のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42020

ERROR: class: failed to stop and standby type volumes, class closed down, node=node

説明

クラス class は閉塞状態であるため、ボリュームの停止および待機処理は失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

クラス class の閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、syslog のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42021

ERROR: class: failed to stop type volumes, class closed down, node=node

説明

クラス class は閉塞状態であるため、ボリュームの停止処理は失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

クラス class の閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、syslog のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42022

ERROR: class: closing down class, cluster-wide lock failure, sdxerrno=sdxerrno

説明

クラスタシステムにおけるノード間の排他制御で異常が発生しました。処理を続行することができないため、クラス class を閉塞します。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42023

ERROR: class: cannot startup class, cluster-wide lock failure, sdxerrno=errno

説明

クラスタシステムにおけるノード間の排他制御で異常が発生しました。処理を続行することができないため、クラス class を起動できませんでした。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42024

ERROR: class: closing down class, cluster communication failure, sdxerrno=sdxerrno

説明

クラスタシステムにおけるノード間の通信処理で異常が発生しました。処理を続行することができないため、クラス class を閉塞します。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42025

ERROR: class: cannot operate in cluster environment, created when cluster control facility not ready

説明

クラス class は、クラスタ制御が起動していないときに作成されたクラスであるため、クラスタ環境では使用できません。以下のいずれかの操作を行った場合に出力されます。

  1. 自動リソース登録が完了していないノードで、class を作成した後に、自動リソース登録を実行した。

  2. 自動リソース登録が完了しているクラスタ環境において、シングルユーザモードで class を作成した。

  3. class が存在するシングルノードをクラスタシステムに移行した。

対処

42026

ERROR: proxy: failed to copy with OPC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で OPC 機能によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42027

ERROR: proxy: failed to copy with EC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間の、EC 機能によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42028

ERROR: proxy: failed to copy with TimeFinder, source=disk, target=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間の、TimeFinder によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。
source はコピー元のディスク名、target はコピー先のディスク名、class はコピー元とコピー先のディスクが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42029

ERROR: proxy: failed to copy with SRDF, source=disk, target=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間の、SRDF によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。
source はコピー元のディスク名、target はコピー先のディスク名、class はコピー元とコピー先のディスクが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42030

ERROR: proxy: failed to start OPC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、OPC の開始時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42031

ERROR: proxy: failed to stop OPC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、OPC の停止時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42032

ERROR: proxy: failed to start EC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、EC セッションの開始時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42033

ERROR: proxy: failed to stop EC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、EC セッションの停止時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42034

ERROR: proxy: failed to suspend EC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、EC セッションの一時停止時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42035

ERROR: proxy: failed to resume EC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、EC セッションの再開時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42036

ERROR: proxy: failed to establish BCV pair, STD=disk, BCV=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、BCV ペアのエスタブリッシュ時にエラーが発生しました。
STD はスタンダードデバイスのディスク名、BCV は BCV デバイスのディスク名、class はスタンダードデバイスと BCV デバイスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42037

ERROR: proxy: failed to cancel BCV pair, STD=disk, BCV=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、BCV ペアのキャンセル時にエラーが発生しました。
STD はスタンダードデバイスのディスク名、BCV は BCV デバイスのディスク名、class はスタンダードデバイスと BCV デバイスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42038

ERROR: proxy: failed to split BCV pair, STD=disk, BCV=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、BCV ペアのスプリット時にエラーが発生しました。
STD はスタンダードデバイスのディスク名、BCV は BCV デバイスのディスク名、class はスタンダードデバイスと BCV デバイスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42039

ERROR: proxy: failed to re-establish BCV pair, STD=disk, BCV=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、BCV ペアのリエスタブリッシュ時にエラーが発生しました。
STD はスタンダードデバイスのディスク名、BCV は BCV デバイスのディスク名、class はスタンダードデバイスと BCV デバイスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42040

ERROR: proxy: failed to establish SRDF pair, source=disk, target=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、SRDF ペアのエスタブリッシュ時にエラーが発生しました。
source はソースのディスク名、target はターゲットのディスク名、class はソースとターゲットが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42041

ERROR: proxy: failed to cancel SRDF pair, source=disk, target=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、SRDF ペアのキャンセル時にエラーが発生しました。
source はソースのディスク名、target はターゲットのディスク名、class はソースとターゲットが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42042

ERROR: proxy: failed to split SRDF pair, source=disk, target=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、SRDF ペアのスプリット時にエラーが発生しました。
source はソースのディスク名、target はターゲットのディスク名、class はソースとターゲットが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42043

ERROR: proxy: failed to re-establish SRDF pair, source=disk, target=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、SRDF ペアのリエスタブリッシュ時にエラーが発生しました。
source はソースのディスク名、target はターゲットのディスク名、class はソースとターゲットが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42045

ERROR: volume: failed to change slice status, class=class

説明

クラス class のボリューム volume を構成するスライスの状態変更に失敗しました。ACM のサーバ間レプリケーション機能によって、volume をコピー先とする EC または REC が正常に開始されている場合、volume の等価性が保証できません。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。


42046

ERROR: volume: failed to change read policy, class=class

説明

クラス class のボリュームvolume は、ACM のサーバ間レプリケーション機能の処理対象となる複製先ボリュームとして登録されています。volume のリード方式は、サーバ間レプリケーションの処理状態に応じて、以下のように設定されます。

  1. volume が起動されていて、かつ、等価性維持状態の EC/REC のコピー先になっている場合:

    volume に対して上位からリード要求が発行されたときにリードするスライスは、volume を構成する ACTIVE 状態のスライスのうち、特定の 1 つに固定されます。

  2. volume が a. 以外の状態の場合:

    volume に対して上位からリード要求が発行されたときにリードするスライスは、volume を構成する ACTIVE 状態のスライスの中から巡回的に選択されます。

a. の状態に変更する際に本メッセージが出力された場合、volume をリードすると、不適切なデータがリードされる可能性があります。
b. の状態に変更する際に本メッセージが出力された場合、volume の特定のスライスのリード負荷が高めになる可能性があります。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。


42047

ERROR: no enough address space, details

説明

OS の malloc 関数がエラー復帰しました。

対処

メモリまたはスワップ領域が不足していないか確認してください。


42048

ERROR: volume: invalid volume type, class=class

説明

クラス class のボリューム volume は、ACM のサーバ間レプリケーション機能でサポートされていないタイプのボリュームです。

対処

サポートされているタイプのボリュームを指定してください。
volume が ACM の複製ボリューム情報にすでに登録されている場合は、登録した後に volume の構成が変更された可能性があります。この場合は、ACM のコマンドを使用して、volume への EC または REC によるコピーをキャンセルし、ACM の複製ボリューム情報からvolume を削除してください。
volume を ACM の複製ボリューム情報に再度登録する場合は、必要に応じて volume のデータをバックアップしてから、volume の構成を変更してください。


42066

ERROR: hangup detected

説明

GDS のデーモンまたはドライバのハングアップを検出しました。
本メッセージ出力後、システムがパニックします。


42071

ERROR: val: interval must be integer

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の監視間隔 (SDX_HCHK_INTERVAL) の値が、数値以外のため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、SMF のログファイル /var/svc/log/milestone-fjsvsdxhealth:default.log に出力されます。「E.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log)、syslogd のログファイル、および、コンソールには出力されません。

対処

  1. 8.5 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_INTERVAL に設定されている値を修正します。

  2. 以下のコマンドでサービスの maintenance 状態を解除します。

    # svcadm clear svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
  3. 以下のコマンドでサービスが online 状態となったことを確認します。

    # svcs svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
    STATE STIME FMRI online Jan_27 svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default

42072

ERROR: val: too small interval

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の監視間隔 (SDX_HCHK_INTERVAL) の値が、指定可能な値より小さいため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、SMF のログファイル /var/svc/log/milestone-fjsvsdxhealth:default.log に出力されます。「E.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log)、syslogd のログファイル、および、コンソールには出力されません。

対処

  1. 8.5 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_INTERVAL に設定されている値を修正します。

  2. 以下のコマンドでサービスの maintenance 状態を解除します。

    # svcadm clear svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
  3. 以下のコマンドでサービスが online 状態となったことを確認します。

    # svcs svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
    STATE STIME FMRI online Jan_27 svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default

42073

ERROR: val: too large interval

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の監視間隔 (SDX_HCHK_INTERVAL) の値が、指定可能な値より大きいため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、SMF のログファイル /var/svc/log/milestone-fjsvsdxhealth:default.log に出力されます。「E.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log)、syslogd のログファイル、および、コンソールには出力されません。

対処

  1. 8.5 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_INTERVAL に設定されている値を修正します。

  2. 以下のコマンドでサービスの maintenance 状態を解除します。

    # svcadm clear svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
  3. 以下のコマンドでサービスが online 状態となったことを確認します。

    # svcs svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
    STATE STIME FMRI online Jan_27 svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default

42074

ERROR: val: criterion must be integer

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の判断時間 (SDX_HCHK_CRITERION) の値が、数値以外のため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、SMF のログファイル /var/svc/log/milestone-fjsvsdxhealth:default.log に出力されます。「E.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log)、syslogd のログファイル、および、コンソールには出力されません。

対処

  1. 8.5 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_CRITERION に設定されている値を修正します。

  2. 以下のコマンドでサービスの maintenance 状態を解除します。

    # svcadm clear svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
  3. 以下のコマンドでサービスが online 状態となったことを確認します。

    # svcs svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
    STATE STIME FMRI online Jan_27 svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default

42075

ERROR: val: too small criterion

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の判断時間 (SDX_HCHK_CRITERION) の値が、指定可能な値より小さいため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、SMF のログファイル /var/svc/log/milestone-fjsvsdxhealth:default.log に出力されます。「E.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log)、syslogd のログファイル、および、コンソールには出力されません。

対処

  1. 8.5 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_CRITERION に設定されている値を修正します。

  2. 以下のコマンドでサービスの maintenance 状態を解除します。

    # svcadm clear svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
  3. 以下のコマンドでサービスが online 状態となったことを確認します。

    # svcs svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
    STATE STIME FMRI online Jan_27 svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default

42076

ERROR: val: too large criterion

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の判断時間 (SDX_HCHK_CRITERION) の値が、指定可能な値より大きいため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、SMF のログファイル /var/svc/log/milestone-fjsvsdxhealth:default.log に出力されます。「E.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log)、syslogd のログファイル、および、コンソールには出力されません。

対処

  1. 8.5 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_CRITERION に設定されている値を修正します。

  2. 以下のコマンドでサービスの maintenance 状態を解除します。

    # svcadm clear svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
  3. 以下のコマンドでサービスが online 状態となったことを確認します。

    # svcs svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
    STATE STIME FMRI online Jan_27 svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default

42077

ERROR: interval val isn't larger than criterion val

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の判断時間 (SDX_HCHK_CRITERION) の値が監視間隔 (SDX_HCHK_INTERVAL) の値以上であるため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、SMF のログファイル /var/svc/log/milestone-fjsvsdxhealth:default.log に出力されます。「E.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log)、syslogd のログファイル、および、コンソールには出力されません。

対処

  1. 8.5 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_CRITERION、または、SDX_HCHK_INTERVAL に設定されている値を修正します。

  2. 以下のコマンドでサービスの maintenance 状態を解除します。

    # svcadm clear svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
  3. 以下のコマンドでサービスが online 状態となったことを確認します。

    # svcs svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default
    STATE STIME FMRI online Jan_27 svc:/milestone/fjsvsdxhealth:default