形式
sdxparam -G [-p param,...]
sdxparam -S [-p param=val [,param=val,...]] [-e default]
機能説明
sdxparam は、GDS の構成パラメタを操作するためのコマンドです。スーパユーザ権限を持つユーザだけが sdxparam コマンドを実行することができます。
基本オプション
以下の基本オプションのうち、いずれかを指定します。
Get
param で指定された 1 つあるいは複数の構成パラメタにおける現在の値を表示します。クラスタシステムの場合は、自ノードのパラメタ値を表示します。
-p オプションを省略した場合、すべての構成パラメタの値を表示します。
Set
param で指定された 1 つあるいは複数の構成パラメタに対して、val で指定された値を設定します。クラスタシステムの場合は、自ノードのパラメタ値を設定します。クラスタシステムの場合、すべてのノードで実行してください。
コマンドが復帰した時点で、新しい値は有効となり、以降システムを再起動しても変更されません。
サブオプション
以下のサブオプションを指定します。
すべての構成パラメタの値をデフォルト値に戻します。
-p オプションと同時に指定された場合、本オプションは無視されます。
構成パラメタである param の値を表示します。
構成パラメタである param に対して val を設定します。
param と val には、以下の任意の組合せが指定できます。
同時に実行可能な等価性コピー数の上限値を num に設定します。
デフォルト値は 8 です。
num に指定可能な値は、1 から 1024 までです。
ホットスペア以外の事象に伴う等価性コピー処理の遅延時間を msec を10の倍数に切り上げた値(単位はミリ秒) に設定します。
デフォルト値は 0 です。
msec に指定可能な値は、0 から 1000 までです。
ホットスペアに伴う等価性コピー処理の遅延時間を msec を 10 の倍数に切り上げた値 (単位はミリ秒) に設定します。
デフォルト値は 10 です。
msec に指定可能な値は、0 から 1000 までです。
msec に 0 を指定した場合、ホットスペアに伴う等価性コピー処理中のボリュームの I/O 性能は、等価性コピー処理中ではない場合と比較して 50% 以上低下します。
戻り値
正常終了した場合には 0 を返し、そうでない場合には 0 以外の値を返します。
注意
構成パラメタのデフォルト値および設定可能な値の範囲は、将来変更される可能性があります。