除外リスト (/etc/opt/FJSVsdx/lib/exdevtab ファイル) は、GDS が管理対象外とするディスクのリストです。
マルチパスディスク (例:emcpower デバイス) を構成するネイティブデバイス (cXtXdX) など、GDS で管理すべきでないディスクを、除外リストに記載してください。
VTOC ラベル付きディスク、EFI ラベル付きディスクのどちらの場合も、s2 スライス (cXtXdXs2) のデバイスファイルを記載してください。
除外リストの例:
# cat /etc/opt/FJSVsdx/lib/exdevtab
/dev/rdsk/c3t0d0s2
/dev/rdsk/c2t0d7s2
/dev/rdsk/c3d0s7s2
/dev/rdsk/c2t0d8s2 |
除外リストに記載されているディスクは、誤ってクラスに登録されないように保護されます。
GDS 運用管理ビューの場合、物理ディスクの選択画面に表示されません。
コマンドでクラスに登録しようとした場合、"ERROR: 物理ディスク名: no such device" というエラーメッセージが出力されます。
注意
PRIMECLUSTER システムの場合
PRIMECLUSTER システムの場合、クラスタを構成する全ノードで除外リストを作成してください。
GDS で管理できないデバイスは、自動リソース登録 (自動構成) の対象にもできないため、自動リソース登録を行う前に、自動リソース登録の除外リストにも記述する必要があります。詳細については、「PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書」を参照してください。