復元用システムをインストールした復元用緊急起動ディスクは、GDS の管理対象外にすることを推奨します。
復元用緊急起動ディスクは、ローカルクラスおよび共用クラスでは管理できません。
復元用緊急起動ディスクをルートクラスに登録してミラーリングすることはできますが、以下の注意事項があります。
GDS でミラーリングした環境であっても、復元用緊急起動ディスクのミラー先ディスクから起動することはできません。
復元作業時にはミラー元の物理ディスクのみから起動するため、ミラー元ディスクの内容だけが更新される可能性があり、ミラー先ディスクとの等価性を保証できません。そのため、復元作業後、復元したシステムディスクから起動する前にミラーリング設定を解除してください。ミラーリング設定の解除は「5.1.9 システムディスク解除」の操作方法とは異なります。詳しくは当社の技術員に問い合わせてください。
参考
GDS Snapshot を使用すると、システムボリュームの複製 (スナップショット) を作成し、複製のボリュームから起動する代替ブート環境が作成できます。
代替ブート環境を、緊急起動ディスクの代わりに復元用システムとして使用できます。
代替ブート環境は、緊急起動ディスクよりも簡単に作成でき、ミラーリングによる冗長化も可能です。
詳細は、「1.5.6 代替ブート環境の作成」を参照してください。