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PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.5
FUJITSU Software

A.1.1 オブジェクト名

利用者は、以下のオブジェクト名を自由に命名することができます。

オブジェクト名に使用できる文字は、英数字、- (ハイフン)、_ (アンダスコア) です。ただし、- (ハイフン) と _ (アンダスコア) で始まる名前は指定できません。先頭は必ず英数字としてください。
オブジェクト名の文字数は 32 文字までです。ただし、シングルディスクのディスク名の文字数は、28 文字までです。

クラス名は、システム全体 (クラスタの場合はクラスタシステム全体) で一意となるように管理されていて、同じ名前を持つクラスを 2 つ以上作成しようとするとエラーになります。

その他のオブジェクト名は、クラス内で一意となるように管理されていて、同じクラスに同じ名前のオブジェクトを作成しようとするとエラーになります。

スライス名は、GDS が、スライスが属しているディスク、グループおよびボリュームの名前を組み合わせて命名します。命名規則は、以下のとおりです。

したがって、すべてのオブジェクトは、クラス名とオブジェクト名との組合せによって、システム全体で一意に特定することができます。

注意

クラス名の重複

同じ名前のクラスが存在する複数のシングルノードにクラスタ制御をインストールしてクラスタシステムに移行することは可能です。詳細については、「A.2.34 シングルノードからクラスタシステムへの移行」を参照してください。

注意

シャドウディスクのディスク名

シャドウディスクのディスク名は、以下の規則に従って命名する必要があります。

  • 他のドメインでクラスに登録されて SDX ディスクとして管理されている場合は、他のドメインの SDX ディスクと同じ名前を付ける必要があります。

  • SDX ディスクからディスク装置のコピー機能によってデータがコピーされている場合は、コピー元の SDX ディスクと同じ名前を付ける必要があります。