ページの先頭行へ戻る
PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.5
FUJITSU Software

6.4.1 システム構成

代替ブート環境を作成するための準備として、システムディスクをミラーリングします。ここでは、下図の構成でシステムディスクをミラーリングする例を示します。

参考

システムディスクのミラーリングは必須ではありません。下図の c1t0d0、c1t0d1 を使用しない構成も可能です。ただし、高可用性が要求されるシステムでは、下図のようなミラーリング構成にすることを推奨します。

図6.1 システムディスクの構成

システムディスクのバックアップ用のディスク領域 (プロキシグループ) が必要です。

参考

バックアップ用のディスク領域のミラーリングは必須ではありません。下図の c3t0d0、c3t0d1 を使用しない構成も可能です。ただし、高可用性が要求されるシステムでは、下図のようなミラーリング構成にすることを推奨します。

図6.2 プロキシグループの構成

図6.3 プロキシグループの結合

注意

ETERNUS ディスクアレイの SAN ブート環境

アドバンスト・コピー機能を使用して代替ブート環境を作成する場合、バックアップ用のディスク領域は、多重度 1 のミラー構成、または、シングルボリュームにしてください。バックアップ用のディスク領域を多重度 2 以上のミラー構成にした場合、アドバンスト・コピー機能ではなくソフトコピー機能が使用されます。詳細については、「A.2.23 プロキシ構成におけるアドバンスト・コピー機能の利用」を参照してください。