代替ブート環境を作成するための準備として、システムディスクをミラーリングします。ここでは、下図の構成でシステムディスクをミラーリングする例を示します。
参考
システムディスクのミラーリングは必須ではありません。下図の c1t0d0、c1t0d1 を使用しない構成も可能です。ただし、高可用性が要求されるシステムでは、下図のようなミラーリング構成にすることを推奨します。
システムディスクのバックアップ用のディスク領域 (プロキシグループ) が必要です。
参考
バックアップ用のディスク領域のミラーリングは必須ではありません。下図の c3t0d0、c3t0d1 を使用しない構成も可能です。ただし、高可用性が要求されるシステムでは、下図のようなミラーリング構成にすることを推奨します。
注意
ETERNUS ディスクアレイの SAN ブート環境
アドバンスト・コピー機能を使用して代替ブート環境を作成する場合、バックアップ用のディスク領域は、多重度 1 のミラー構成、または、シングルボリュームにしてください。バックアップ用のディスク領域を多重度 2 以上のミラー構成にした場合、アドバンスト・コピー機能ではなくソフトコピー機能が使用されます。詳細については、「A.2.23 プロキシ構成におけるアドバンスト・コピー機能の利用」を参照してください。