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PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.5
FUJITSU Software

5.5.1 ボリュームの削除

ボリュームを削除する手順を説明します。

  1. 業務停止

    ボリュームを使用している業務を停止します。

    ボリューム上のファイルシステムがマウントされている場合は、アンマウントします。

  2. ファイルシステムやアプリケーションの設定の削除

    ボリュームにファイルシステムが作成されている場合、/etc/vfstab ファイルから、ボリュームおよびファイルシステムの設定を削除します。

    /etc/vfstab ファイル以外に、ボリュームを使用するファイルシステムやアプリケーションの設定が行われている場合、設定を削除します。

  3. ボリュームの停止

    共用クラスのボリュームを削除する場合、クラスのスコープに属しているすべてのノードで[操作]:[ボリューム停止]によりボリュームを停止します。

  4. ボリューム状態の確認

    削除対象のボリュームが一時切り離し中のスライスを持っている場合には、削除操作は行えません。

    一時切離し中のスライスが存在する場合には、スライスの再組込みを行います。

    ボリューム状態はメイン画面で確認できます。

    図5.108 ボリューム情報表示

  5. 一時切離しスライスの再組込み

    一時切離し中のスライスが存在する場合には、[操作]:[スライス組込み] 機能を用い、一時切離し中のスライスの再組込みを行います。

    スライス組込みの操作については、「5.3.2.1 バックアップ (スライス切離し方式)」を参照してください。

  6. ボリュームの削除

    以下の手順でボリュームの削除を行います。

    1. 構成設定画面の表示

      メイン画面の [設定]:[ボリューム構成設定] を選択し、ボリューム構成設定画面を表示します。

    2. ボリュームの削除

      削除するボリュームを選択し、<削除> ボタンをクリックします。

      ボリュームの構成変更を繰り返す場合には、次に対象となるボリュームを選択し、上記操作を繰り返します。

      注意

      <未使用> フィールドに表示されるサイズ

      <未使用> フィールドに表示されるサイズは、1 ボリュームとして作成可能な最大サイズです。

      削除するボリュームの位置により、最大サイズが変わらない場合があるため、<未使用> フィールドに表示されるサイズが変化しないことがあります。

      図5.109 ボリュームの削除