ボリュームを削除する手順を説明します。
業務停止
ボリュームを使用している業務を停止します。
ボリューム上のファイルシステムがマウントされている場合は、アンマウントします。
ファイルシステムやアプリケーションの設定の削除
ボリュームにファイルシステムが作成されている場合、/etc/vfstab ファイルから、ボリュームおよびファイルシステムの設定を削除します。
/etc/vfstab ファイル以外に、ボリュームを使用するファイルシステムやアプリケーションの設定が行われている場合、設定を削除します。
ボリュームの停止
共用クラスのボリュームを削除する場合、クラスのスコープに属しているすべてのノードで[操作]:[ボリューム停止]によりボリュームを停止します。
ボリューム状態の確認
削除対象のボリュームが一時切り離し中のスライスを持っている場合には、削除操作は行えません。
一時切離し中のスライスが存在する場合には、スライスの再組込みを行います。
ボリューム状態はメイン画面で確認できます。
一時切離しスライスの再組込み
一時切離し中のスライスが存在する場合には、[操作]:[スライス組込み] 機能を用い、一時切離し中のスライスの再組込みを行います。
スライス組込みの操作については、「5.3.2.1 バックアップ (スライス切離し方式)」を参照してください。
ボリュームの削除
以下の手順でボリュームの削除を行います。
構成設定画面の表示
メイン画面の [設定]:[ボリューム構成設定] を選択し、ボリューム構成設定画面を表示します。
ボリュームの削除
削除するボリュームを選択し、<削除> ボタンをクリックします。
ボリュームの構成変更を繰り返す場合には、次に対象となるボリュームを選択し、上記操作を繰り返します。
注意
<未使用> フィールドに表示されるサイズ
<未使用> フィールドに表示されるサイズは、1 ボリュームとして作成可能な最大サイズです。
削除するボリュームの位置により、最大サイズが変わらない場合があるため、<未使用> フィールドに表示されるサイズが変化しないことがあります。