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PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.5
FUJITSU Software

5.4.1 クラス構成

クラス構成の変更は、以下の手順で行います。

クラス構成の変更

  1. クラス構成設定画面の表示

    メイン画面の [設定]:[クラス構成設定] を選択し、クラス構成設定画面を表示します。

    図5.100 クラス構成設定

  2. 変更対象のクラスの選択

    変更対象のクラスをクラス構成設定の「クラス名」から選択します。

  3. 構成変更操作

    以下の手順に従い、物理ディスク登録 (ディスクの生成) またはディスクの削除を行います。

    1. 物理ディスク登録 (ディスクの生成)

      1. [物理ディスク] フィールドよりディスクとして登録する物理ディスクを選択します。

      2. <追加> ボタンをクリックします。

      3. ディスクのタイプを初期値から変更する場合は、[クラス構成ディスク] フィールド内に対応するディスクのディスクタイプを変更します。

      図5.101 物理ディスク登録

    2. ディスクの削除

      1. [クラス構成ディスク] フィールドより削除するディスクを選択します。

      2. <削除> ボタンをクリックします。

  4. 変更の完了

    構成変更をそれ以上行わないのであれば、<完了> ボタンをクリックします。


クラス属性の変更

クラス属性の変更は、以下の手順で行います。

注意

クラス属性変更の前提条件

  • クラス内に active 状態のボリュームがある場合、以下のクラス属性は変更できません。

    これらのクラス属性の変更は、クラス内のすべてのボリュームをスコープ内のすべてのノードで停止してから行ってください。

    • クラス名

    • タイプ (shared から local への変更)

    • スコープ (ノードの削除)

  • クラス内にプロキシオブジェクトがある場合、クラス属性の変更はできません。

    クラス属性の変更を行う前に、クラス内のプロキシを解除してください。


  1. Gds リソースの削除

    Gds リソースとしてクラスタアプリケーションに登録されているクラスのクラス名を変更する場合、その Gds リソースを削除します。削除方法については、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」を参照してください。

  2. クラス属性定義画面の表示

    以下のいずれかの方法でクラス属性定義画面を表示します。

    1. メイン画面の操作メニューによる方法

      メイン画面の GDS 構成ツリーフィールドで対象のクラスのアイコンをクリックし、[操作]:[属性変更] を選択してクラス属性定義画面を表示します。

    2. クラス構成設定画面の属性変更ボタンによる方法

      クラス構成設定画面の「クラス名」から対象のクラスを選択し、<属性変更> ボタンをクリックしてクラス属性定義画面を表示します。

    図5.102 クラス属性定義画面

  3. 属性値の変更

    1. シングルノードの場合

      クラス名のみが変更できます。

    2. クラスタの場合

      以下の属性値が変更できます。

      • クラス名

      • タイプ

      • スコープ

      参照

      クラス名の命名規約については、「A.1.1 オブジェクト名」を参照してください。

  4. 変更の確定

    <完了> ボタンまたは <中止> ボタンをクリックすることにより、属性の変更の確定または取消を行います。

    注意

    クラス名の変更に伴う特殊ファイルパス名の変更

    クラス名を変更すると、ボリュームにアクセスするための特殊ファイルのパス名も変更されるため、/etc/vfstab などの定義内容もあわせて更新する必要があります。

  5. クラスタリソース管理機構 (CRM) の設定

    Gds リソースとしてクラスタアプリケーションに登録されているクラスのクラス名を変更した場合、以下のコマンドを実行します。

    # /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvgdsetup -d 変更後のクラス名
      :
    Do you want to continue with these processes ? [yes/no] yes
    Do you need to start volumes in the specified disk class ? [yes/no] yes
    hvgdsetup completed.
  6. Gds リソースの登録

    Gds リソースとしてクラスタアプリケーションに登録されているクラスのクラス名を変更した場合、そのクラスを Gds リソースとして登録します。登録方法については、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」を参照してください。


ディスク属性の変更

ディスク属性の変更には、以下の 2 つの変更手順があります。

注意

ディスク属性変更の前提条件

グループに接続されているディスク、および、ボリュームが存在するディスクの属性は変更できません。


メイン画面の操作メニューによる変更

  1. 変更対象のディスクの選択

    メイン画面のディスク情報フィールド中に操作対象のディスクを表示し、そのアイコンをクリックして変更対象のディスクを選択します。

  2. ディスク属性定義画面の表示

    メイン画面の [操作]:[属性変更] を選択し、ディスク属性定義画面を表示します。

    図5.103 ディスク属性定義画面

  3. 属性値の変更

    以下の属性値が変更できます。

    • ディスク名

    • ディスクタイプ

    参照

    ディスク名の命名規約については、「A.1.1 オブジェクト名」を参照してください。

  4. 変更の確定

    <完了> ボタンまたは <中止> ボタンをクリックすることにより、属性の変更の確定または取消を行います。


クラス構成設定画面による変更

  1. 属性変更ディスクの表示

    [クラス構成ディスク] フィールド内から属性値を変更するディスクを表示し、選択します。

  2. 属性値の変更

    [クラス構成ディスク] フィールドで以下の属性値が変更できます。

    • ディスク名

      ディスク名をダブルクリックして編集します。

    • ディスクタイプ

      スクロールバーで右側にスクロールして「ディスクタイプ」欄を表示し、リストからディスクタイプを選択します。

参照

ディスク名の命名規約については、「A.1.1 オブジェクト名」を参照してください。