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PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.5
FUJITSU Software

第2章 オブジェクト

GDS は、管理下にあるディスク装置を論理ボリュームとして仮想化することによって、ミラーリングなどのボリューム管理機能を提供します。

GDS のオプションソフトウェアである GDS Snapshot を導入すると、プロキシボリュームとシャドウボリュームが利用可能になります。プロキシボリュームとシャドウボリュームを使用することにより、業務に影響を与えない、業務無停止のバックアップ運用が実現できます。

GDS のオプションソフトウェアである GDS I/O Monitor Option を導入すると、GDS のクラスに対して I/O 応答時間保証機能の設定が行えます。

本章では、GDS、GDS Snapshot および GDS I/O Monitor Option の機能の全容を理解するために、その基礎となる仮想オブジェクトの構造を体系的に説明します。