GDS は、管理下にあるディスク装置を論理ボリュームとして仮想化することによって、ミラーリングなどのボリューム管理機能を提供します。
GDS のオプションソフトウェアである GDS Snapshot を導入すると、プロキシボリュームとシャドウボリュームが利用可能になります。プロキシボリュームとシャドウボリュームを使用することにより、業務に影響を与えない、業務無停止のバックアップ運用が実現できます。
GDS のオプションソフトウェアである GDS I/O Monitor Option を導入すると、GDS のクラスに対して I/O 応答時間保証機能の設定が行えます。
本章では、GDS、GDS Snapshot および GDS I/O Monitor Option の機能の全容を理解するために、その基礎となる仮想オブジェクトの構造を体系的に説明します。