カーネルゾーンでは、anetリソースを使用することにより物理インタフェースを占有せず、グローバルゾーンと同様にIPレベルの機能を利用することができます。カーネルゾーンのネットワークを高信頼化する場合は、カーネルゾーンに伝送路二重化機能をインストールし、ゾーンに割り当てられた物理インタフェースを二重化します。カーネルゾーンでは、グローバルゾーンと同じように、インタフェースの活性/非活性化などの操作を行うことができます。
以下に、カーネルゾーンのネットワークインタフェース構成例を示します。
図C.3 カーネルゾーンのネットワークインタフェース構成例