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PRIMECLUSTER  Cluster Foundation 導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

3.4.3 ハードウェアの自動リソース登録

ここでは、検出されたハードウェアをリソースデータベースに登録する方法について説明します。

登録するネットワークインタフェースカードは、ifconfig(1M) コマンドでplumb up状態で表示されているネットワークインタフェースカードです。

共用ディスク装置の自動検出時には、ディスクのVTOCに記録されているボリューム名を参照するため、自動リソース登録を実施した後は、VTOCに記録されているボリューム名をformat(1M) コマンドなどで変更しないでください。

自動リソース登録を行うには、以下の前提条件を満たしている必要があります。

リソースデータベースへのハードウェア情報の登録は、以下の手順を行います。この手順は、クラスタ内の任意の1ノードで行います。

  1. システム管理者権限でノードにログインしてください。

  2. clautoconfigコマンドを実行します。

    # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clautoconfig -r
  3. 登録情報の確認

    登録された情報を確認するには以下のclgettreeコマンドを使用します。

    # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clgettree <RETURN>
    Cluster 1 cluster0
            Domain 2 domain0
                    Shared 7 SHD_domain0
                            SHD_DISK 9 shd001 UNKNOWN
                               DISK 11 c1t1d0 UNKNOWN node0
                               DISK 12 c2t2d0 UNKNOWN node1
                            SHD_DISK 10 shd002 UNKNOWN
                               DISK 13 c1t1d1 UNKNOWN node0
                               DISK 14 c2t2d1 UNKNOWN node1
                    Node 3 node0 ON
                               Ethernet 20 hme0 UNKNOWN
                               DISK 11 c1t1d0 UNKNOWN
                               DISK 13 c1t1d1 UNKNOWN node0
                    Node 5 node1 ON
                               Ethernet 21 hme0 UNKNOWN
                               DISK 12 c2t2d0 UNKNOWN
                               DISK 14 c2t2d1 UNKNOWN

自動リソース登録で登録されたハードウェアのリソースを削除する場合は、以下のコマンドを使用します。各コマンドについては、マニュアルページを参照してください。