ここでは、アクセストークンの発行・削除方法について説明します。
アクセストークンは、REST APIを使用する際に必要です。REST APIの使用方法については、"7.2 REST APIの使用方法"を参照してください。
アクセストークンの管理
アクセストークンは、以下の点に注意して管理してください。
REST APIを利用する場合のみアクセストークンを発行してください。REST APIを使用しなくなった場合、アクセストークンを削除してください。
アクセストークンが漏洩した場合、第三者からサービスの情報を窃取および操作される可能性があります。そのため、アクセストークンは、厳重に管理してください。アクセストークンが漏洩した場合、すぐにアクセストークンを削除し、再度新しいアクセストークンを発行してください。
ユーザーを削除すると、紐づいているアクセストークンも削除されます。
アクセストークンの発行・削除方法
[ホーム]画面の[ログインユーザー]をクリックし、プルダウンから[アクセストークン]を選択します。
[アクセストークン管理]画面が表示されます。ここには、発行済みのアクセストークンの一覧が表示されます。また、アクセストークンの発行、削除操作もこの画面から行います。
発行
[トークン名]と[スコープ]を指定し、[発行]ボタンをクリックすると、画面上部に作成されたアクセストークンが表示されます。
トークン名は、半角全角問わず1-64文字の文字列が指定できます。
スコープには、アクセストークンを使うREST APIに対応したCloud Services Managementの機能を選択します。スコープを選択しない場合は、サービスの参照に関する機能のみ利用することができます。スコープとREST APIの対応については、"7.3 REST API一覧"を参照してください。
指定できるスコープは以下の通りです。
リソース | スコープ | 利用可能な機能 |
---|---|---|
サービス | 作成・変更・削除 | サービスの作成・変更・削除 |
電源ON・OFF | サービスの電源ON・OFF | |
スナップショット | 作成・削除 | スナップショットの作成・削除 |
復元 | スナップショットへの復元 |
削除
アクセストークン一覧から削除するアクセストークンの[削除]ボタンをクリックします。
注意
アクセストークンは、発行時に一度のみ表示されます。それ以降は、参照できないため、必ず発行時にアクセストークンを控えておいてください。
発行できるアクセストークン数は、1ユーザーあたり5つまでです。
発行したアクセストークンの変更はできません。トークン名・スコープの変更を行う場合は、再作成してください。