プロジェクト管理では、Cloud Services Managementのユーザーロール(担当者、承認者)とは別に、プロジェクト内で有効なロールを持ちます。
このロールにより、プロジェクトに紐づけられた業務システムおよびサービスの操作権限を制限します。
プロジェクトの責任者に指定したユーザーがプロジェクト管理者ロールを持ちます。
プロジェクトの責任者には、業務システム提供部門 承認者ロールを持ったユーザーを指定できます。
プロジェクトの各情報を管理し、変更および削除操作を行うことができます。
プロジェクト管理者の代わりに承認作業を行うメンバーが、プロジェクト代行者ロールを持ちます。
プロジェクト管理者と同様に、プロジェクトの各情報について、変更および削除操作を行うことができます。ただし、プロジェクト責任者の変更はできません。
プロジェクトに登録されたメンバーがプロジェクト利用者ロールを持ちます。
プロジェクトに登録されている業務システム、および業務システムに登録されているサービスを利用することができます。
それぞれのロールが持つ操作権限は以下のとおりです。
サービス操作とは、仮想マシンの起動/停止、スナップショットの採取/復帰/削除を指します。
プロジェクトロール | プロジェクト | 業務システム | サービス |
---|---|---|---|
プロジェクト管理者 | 変更/削除 プロジェクトメンバー追加/削除 | 登録/変更/削除 | 登録/変更/削除 サービス操作 |
プロジェクト代行者 | プロジェクト責任者以外の項目の変更/削除 プロジェクトメンバー追加/削除 | 登録/変更/削除 | 登録/変更/削除 サービス操作 |
プロジェクト利用者 | プロジェクトメンバー追加/削除 | 登録/変更/削除 | 登録/変更/削除 サービス操作 |
プロジェクト管理者が、プロジェクトの変更操作で[責任者ID]を変更することにより、プロジェクト管理者ロールを他のユーザーに委譲することができます。
注意
プロジェクト管理者ロールを持つユーザーが不在となった場合、プロジェクト管理者ロールを他のユーザーに委譲して、プロジェクトの利用を継続することができます。プロジェクト管理者が不在であり、かつプロジェクト管理者を別のユーザーへ変更したい場合は、クラウドサービス統合運用部門へ連絡してください。