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Cloud Services Management V1.1.1 運用ガイド
FUJITSU Software

5.4.4 AWSの場合

クラウド側のポータルを利用して確認してください。

5.4.4.1 仮想マシンの場合

仮想マシン(AWS)の場合、以下のパラメーターを確認する必要があります。

要素の内容
(key)

指定有無

登録、変更時の指定値と書式に関する説明

登録時

変更時

AWS_INSTANCE_ID

×

インスタンスIDを指定します。

AVAILABILITY_ZONE

×

アベイラビリティゾーンを指定します。

「指定有無」列の記号は以下を参照してください。

○:指定必須

×:指定不可

以下の手順でパラメーターを確認してください。

  1. AWSポータルにログインし、インスタンス一覧を表示します。

  2. インポート対象のインスタンスを確認します。

  3. 手順2のインスタンスIDをAWS_INSTANCE_IDに指定します。

  4. 手順2のアベイラビリティゾーンをAVAILABILITY_ZONEに指定します。

5.4.4.2 スナップショットの場合

スナップショット(AWS)の場合、以下のパラメーターを確認する必要があります。

要素の内容
(key)

指定有無

登録、変更時の指定値と書式に関する説明

登録時

SNAPSHOT_DEVICE

インスタンスに接続されているデバイス名を指定します。

複数のブロックデバイスが存在する場合、カンマ区切りで名前を指定します。

例) SNAPSHOT_DEVICE=/dev/xvda,/dev/sdf

SNAPSHOT_ID

インスタンスから作成したスナップショットIDを指定します。

複数のブロックデバイスが存在する場合、SNAPSHOT_DEVICEに指定した順番に、ブロックデバイスに合ったスナップショットIDをカンマ区切りで指定します。

例) SNAPSHOT_ID=snap-341ffeb5,snap-614e7d8e

「指定有無」列の記号は以下を参照してください。

○:指定必須

以下の手順でパラメーターを確認してください。

  1. AWSポータルにログインし、インスタンス一覧を表示します。

  2. インポート対象のインスタンスを選択します。

  3. [説明]タブのブロックデバイスをSNAPSHOT_DEVICEに指定します。複数表示されている場合は、表示されている順番に指定します。

  4. スナップショット一覧を表示します。

  5. 手順3で確認したブロックデバイスに対応する[スナップショットID]をSNAPSHOT_IDに指定します。ブロックデバイスが複数存在する場合、SNAPSHOT_DEVICEに指定した数分を指定します。

ポイント

インスタンスに対して、複数のスナップショットを採取している場合、スナップショット単位にインポート用XMLファイルを作成して、個々にfscsm_snapshotrecoverコマンドを実行してください。