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Cloud Services Management V1.1.1 運用ガイド
FUJITSU Software

5.2.13 費用負担元コード操作コマンド

コマンド名

fscsm_accountingcode

形式
fscsm_accountingcode create -file input-file
fscsm_accountingcode modify -file input-file
fscsm_accountingcode delete -code AccountingCode
fscsm_accountingcode export [-code AccountingCode] -file output-file
fscsm_accountingcode list [-orgId organizationID]
fscsm_accountingcode import [-check result-file] -file input-file
機能説明

費用負担元コードの登録/変更/削除および費用負担元コードの出力を行います。

サブコマンド
create -file input-file

費用負担元コードを登録します。

input-fileには、登録対象となる費用負担元コードを記載したファイル名を指定します。ファイルの形式については、"5.3.9 費用負担元コード情報"を参照してください。

modify -file input-file

費用負担元コードを変更します。複数の費用負担元コードを変更することができます。

input-fileには、変更対象となる費用負担元コードを記載したファイル名を指定します。ファイルの形式については、"5.3.9 費用負担元コード情報"を参照してください。

delete -code accountingCode

費用負担元コードを削除します。

AccountingCodeには、削除対象となる費用負担元コードを指定します。

export [-code accountingCode] -file output-file

費用負担元コード情報をXML形式のファイルに出力します。

-code AccountingCodeは省略可能です。指定した場合、指定した費用負担元コード情報が、指定しなかった場合は全費用負担元コード情報が出力対象となります。

output-fileには、半角英数字、ハイフン("-")、アンダースコア("_")、ピリオド(".")からなる文字列をファイル名として指定します。ファイルの形式については、"5.3.9 費用負担元コード情報"を参照してください。

指定したファイルがすでに存在する場合は、エラーになります。

list [-orgId organizationID]

-orgId organizationIDは省略可能です。指定した場合、指定した組織の費用負担元コード情報が、指定しなかった場合は登録されている費用負担元コード情報すべてをプロンプト画面に表示します。

以下の項目を費用負担元コードの昇順で表示します。

  • 費用負担元コード

  • 組織ID

import [-check result-file] -file input-file

費用負担元コードを一括で登録/変更します。

-check result-fileを指定した場合は、登録/変更する費用負担元コード情報のXML形式・書式および費用負担元コード階層情報のチェックのみを行います。実際に一括登録/変更を行う場合には、このパラメーターを省略してください。-checkを省略した場合、登録/変更処理の失敗を検出すると以降の処理は実行されません。

result-fileにはチェック結果を出力するファイル名を指定します。input-fileに対するチェック結果を、指定したファイルに出力します。絶対パス、相対パスいずれも指定できます。

input-fileには、一括で登録または変更する費用負担元コード情報を入力したXMLファイル名を指定します。XMLファイルの形式については、"5.3.9 費用負担元コード情報"を参照してください。指定した費用負担元コード情報が、Cloud Services Managementに登録されていなければ新規登録され、すでに登録されていれば指定内容に変更されます。

-check result-fileを指定した場合、チェック結果は以下の形式で出力されます。

"code, Result(Create/Modify/NotExist/Skip/Error)"
  • Create:新規登録

  • Modify:変更

  • NotExist:入力ファイルにはなく、すでにCloud Services Management上に登録されている情報を指します。

  • Skip:入力ファイルに記載された内容と、Cloud Services Management上に登録されているデータが等しく、更新がない場合を指します。

  • Error:message:入力内容にエラーがある場合、fscsmで始まるメッセージでエラー内容を表示します。詳細・対処は"FUJITSU Software Cloud Services Management メッセージ集"を参照してください

-check result-fileを指定しない場合、一括登録/変更が実行されます。実行結果はログフォルダーに以下のファイル名で出力されます。

fscsm_accountingcode_import_yyyymmddhhmmss.log
(yyyymmddhhmmss:実行した年月日時分秒)

一括登録/変更の実行結果は以下の形式で出力されます。

"code, Result(Create/Modify/NotExist/Skip/Error)"
  • Create:新規登録

  • Modify:変更

  • NotExist:入力ファイルにはなく、すでにCloud Services Management上に登録されている情報を指します。

  • Skip:入力ファイルに記載された内容と、Cloud Services Management上に登録されているデータが等しく、更新がない場合を指します。

  • Error:message:入力内容にエラーがある場合、fscsmで始まるメッセージでエラー内容を表示します。詳細・対処は"FUJITSU Software Cloud Services Management メッセージ集"を参照してください。

使用例
  • 費用負担元コードを登録する場合

    >fscsm_accountingcode create -file addaccode.xml<RETURN>
  • 費用負担元コードを変更する場合

    >fscsm_accountingcode modify -file updaccode.xml<RETURN>
  • 費用負担元コードがABCである組織情報を削除する場合

    >fscsm_accountingcode delete -code ABC<RETURN>
  • 費用負担元コードがABCである費用負担元コード情報をファイル出力する場合

    >fscsm_accountingcode export -code ABC -file accdata_A.xml<RETURN>
  • 費用負担元コード情報すべてをファイル出力する場合

    >fscsm_accountingcode export -file orgdata_ALL.xml<RETURN>
  • 費用負担元コードを画面出力する場合

    >fscsm_accountingcode list<RETURN>
    code                               orgId                               
    ----------------------------------------------------------------------------------------------
    ABC                                101                                
    ABD                                101                                
    ABE                                101                                
    B01                                201                                
  • 一括登録する費用負担元コード情報についてチェックする場合

    >fscsm_accountingcode import -check resultAdata.txt -file codedata_ABC.xml<RETURN>
  • 一括登録/変更する場合

    >fscsm_accountingcode import -file codedata_ABC.xml<RETURN>

注意

create、modify、delete、importのサブコマンドは、同時に実行できません。

対象コマンド実行中にさらに対象コマンドを実行した場合、後から実行した方がエラーとなります。(エラー番号:fscsm1007)