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Cloud Services Management V1.1.1 運用ガイド
FUJITSU Software

2.11.3 運用オプション情報

運用オプション情報は、メニューで提供するオプションサービスをまとめた情報です。クラウド管理用ポータル画面でメニューを登録する際に、運用オプションの選択肢として表示します。

ファイル名と格納先は以下のとおりです。修正の反映にサービスの再起動が必要です。

ファイル名
extraOption.xml
格納先
%FSCSM_HOME%\conf
設定項目

分類

項目

説明

extendedOptions/extendedOption

-

運用オプションを管理できます。本項目はメニュー登録時に運用オプションの候補として表示されます。

optionId

運用オプションを一意に管理するためのIDです。

optionName

運用オプションの表示名です。

defaultPrice

メニュー登録時に運用オプションの単価のデフォルトとして表示する値です。

comment

業務システム登録時に運用オプションの説明を記載するための項目です。改行など制御文字を除く、すべてのUTF-8形式の文字列を256文字まで指定できます。

usageTypeを”default”以外に設定している場合は、使用量を説明する内容を記載してください。

usageType

運用オプションの利用料金計算を行う場合の使用量種別を指定します。

未指定および、定義値以外を指定した場合は”default”指定として動作します。

unitLabel

[利用料金]画面、利用料金ファイルに出力される単価単位のラベルです。

指定しなかった場合は、使用量種別に対応するデフォルトのラベルが表示されます。

(下記単価単位ラベル参照)

usageTypeの設定値

項目usageTypeに指定可能な値は以下のとおりです。

usageTypeに設定する値

利用料金計算時に適用される使用量

単価単位ラベル
(デフォルト)

default

対応する運用オプションを選択している業務システムの配備時間が存在する場合に"1"が適用されます。

serviceNum

対応する運用オプションを選択している業務システムのサービス数が適用されます(月度内で最大の利用料金となる構成が採用されます)。

サービス数*月

vmNum

対応する運用オプションを選択している業務システムの仮想マシンサービス数が適用されます(月度内で最大の利用料金となる構成が採用されます)。

サービス数*月

nonVmNum

対応する運用オプションを選択している業務システムの、仮想マシン以外のサービス数が適用されます(月度内で最大の利用料金となる構成が採用されます)。

サービス数*月

totalDiskSize

対応する運用オプションを選択している業務システムのシステムディスクサイズ(GB単位)と追加データディスクサイズ(GB単位)の合計が適用されます(月度内で最大の利用料金となる構成が採用されます)。

GB*月

systemDiskSize

対応する運用オプションを選択している業務システムのシステムディスクサイズ(GB単位)が適用されます(月度内で最大の利用料金となる構成が採用されます)。

GB*月

dataDiskSize

対応する運用オプションを選択している業務システムの追加データディスクサイズ(GB単位)が適用されます(月度内で最大の利用料金となる構成が採用されます)。

GB*月

参考

各項目の指定可能な文字列について説明します。

  • optionId

    半角英小文字、半角数字、ハイフン("-")、アンダースコア("_")、ピリオド(".")を32文字まで指定できます。先頭文字は半角英小文字または半角数字を指定してください。

  • optionName

    改行など制御文字を除き、全角半角に関係なく1~64文字の文字列を指定できます。

  • defaultPrice

    11桁以内の整数部分および4桁以内の小数部分を半角数字で指定できます。

    打合せ後に決定とする場合、-1または-1.0000を指定します。

注意

運用開始後に運用オプション情報を変更する場合は、すでに利用されている場合があるため、運用オプション情報のパラメーターは、変更ではなく新しいパラメーターとして追加してください。