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Cloud Services Management V1.1.1 導入ガイド
FUJITSU Software

C.3.1 連携アダプター基盤(APP)の設定変更コマンドによる変更

以下のコマンドで、連携アダプター基盤(APP)のデータベース、APP用ドメインの登録情報の変更を行います。

記述形式
%FSCSM_HOME%\setup\fscsm_changeAPPInteg "<パラメーター名>=<変更後の値>" ["<パラメーター名>=<変更後の値>" ...]

注意

パラメーターを複数指定する場合は、"<パラメーター名>=<変更後の値>"の間に、半角空白を入力してください。

パラメーター

指定できるパラメーターは以下のとおりです。

表C.1 設定変更コマンドパラメーター

No.

パラメーター名

必須

説明

1

APP_BASE_URL

連携アダプター基盤(APP)へのアクセスに使用するURLです。

形式:

http://<管理サーバのホスト名またはIPアドレス>:< AS_APP_BASE_PORT+80>/oscm-app

例) http://example.com:8880/oscm-app

2

APP_TIMER_INTERVAL

ポーリング(ステータス確認)の間隔です。連携アダプター基盤(APP)は、この間隔で配備中のクラウド側のステータスを確認し、配備が完了しているかを判断します。

ポーリング(ステータス確認)の間隔を短くすることで、配備完了までの時間が短縮されますが、Cloud Services Managementがインストールされているサーバおよびクラウド側に負荷がかかる可能性があります。

単位はミリ秒です。

デフォルト:15000

例) 20000

3

APP_ADMIN_MAIL_ADDRESS

情報通知として利用するメールアドレスです。連携アダプター基盤(APP)の運用中にトラブルが発生した際、このメールアドレス宛に情報を通知します。

デフォルト:MAIL_ADDRESSパラメーターの値

例) admin@example.com

4

BSS_WEBSERVICE_HOST_PORT

連携アダプター基盤(APP)が管理サーバ用ドメイン(API用ドメインおよびGUI用ドメイン)へのアクセスに使用する、URLのホスト名およびポート番号です。

形式:

<管理サーバのホスト名またはIPアドレス>:<管理サーバ用ドメインのHTTP SSLリスナーポート>の形式で指定します。

例) localhost:8081

△:省略可

注意

  • 各パラメーターの値には、ダブルクォーテーション( " )を使用しないでください。

  • APP_TIMER_INTERVALは1から180000までの半角数字を入力してください。

  • BSS_WEBSERVICE_HOST_PORTは、管理サーバ用ドメイン(API用ドメインおよびGUI用ドメイン)のサーバ証明書の所有者のcnで指定されている情報と一致している必要があります。

  • APP_BASE_URLで指定するポート番号は、連携アダプター基盤(APP)のHTTPリスナーのポート番号を指定してください。

復帰値

復帰値

意味

0

正常終了

1

エラー

出力

設定変更に失敗した場合、失敗した操作名を出力します。

また、実行結果はログファイルに出力します。

実行に必要な権限/実行環境

管理者権限が必要です。