以下のコマンドで、連携アダプター基盤(APP)のデータベース、APP用ドメインの登録情報の変更を行います。
%FSCSM_HOME%\setup\fscsm_changeAPPInteg "<パラメーター名>=<変更後の値>" ["<パラメーター名>=<変更後の値>" ...]
注意
パラメーターを複数指定する場合は、"<パラメーター名>=<変更後の値>"の間に、半角空白を入力してください。
指定できるパラメーターは以下のとおりです。
No. | パラメーター名 | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
1 | APP_BASE_URL | △ | 連携アダプター基盤(APP)へのアクセスに使用するURLです。 形式: http://<管理サーバのホスト名またはIPアドレス>:< AS_APP_BASE_PORT+80>/oscm-app 例) http://example.com:8880/oscm-app |
2 | APP_TIMER_INTERVAL | △ | ポーリング(ステータス確認)の間隔です。連携アダプター基盤(APP)は、この間隔で配備中のクラウド側のステータスを確認し、配備が完了しているかを判断します。 ポーリング(ステータス確認)の間隔を短くすることで、配備完了までの時間が短縮されますが、Cloud Services Managementがインストールされているサーバおよびクラウド側に負荷がかかる可能性があります。 単位はミリ秒です。 デフォルト:15000 例) 20000 |
3 | APP_ADMIN_MAIL_ADDRESS | △ | 情報通知として利用するメールアドレスです。連携アダプター基盤(APP)の運用中にトラブルが発生した際、このメールアドレス宛に情報を通知します。 デフォルト:MAIL_ADDRESSパラメーターの値 例) admin@example.com |
4 | BSS_WEBSERVICE_HOST_PORT | △ | 連携アダプター基盤(APP)が管理サーバ用ドメイン(API用ドメインおよびGUI用ドメイン)へのアクセスに使用する、URLのホスト名およびポート番号です。 形式: <管理サーバのホスト名またはIPアドレス>:<管理サーバ用ドメインのHTTP SSLリスナーポート>の形式で指定します。 例) localhost:8081 |
△:省略可
注意
各パラメーターの値には、ダブルクォーテーション( " )を使用しないでください。
APP_TIMER_INTERVALは1から180000までの半角数字を入力してください。
BSS_WEBSERVICE_HOST_PORTは、管理サーバ用ドメイン(API用ドメインおよびGUI用ドメイン)のサーバ証明書の所有者のcnで指定されている情報と一致している必要があります。
APP_BASE_URLで指定するポート番号は、連携アダプター基盤(APP)のHTTPリスナーのポート番号を指定してください。
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
1 | エラー |
設定変更に失敗した場合、失敗した操作名を出力します。
また、実行結果はログファイルに出力します。
管理者権限が必要です。