Cloud Services Managementをインストールする手順について説明します。
注意
インストールに失敗した場合は、再起動後に、インストールを実施したユーザーでログインし、アンインストール手順に従ってアンインストールしてください。
その後、出力されたメッセージの意味や対処方法を参考にして失敗した原因を取り除き、再度インストールを実施してください。
メッセージの詳細については、"FUJITSU Software Cloud Services Management メッセージ集"を参照してください。
アンインストールについては、"4.2 アンインストール"を参照してください。
Windows Server 2012へインストールする場合、インストール中に以下のエラーメッセージがイベントログに出力されることがあります。この場合、インストールは正常に行われているため、問題ありません。対処は不要です。
ログの名前: Application
ソース: Application Error
イベントID: 1000
レベル: エラー
障害が発生しているアプリケーション名: explorer.exe
Administratorsグループに所属するアカウントでログインします。
インストーラを起動します。管理者として実行してください。
以下のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットすると、自動的にインストーラが起動します。起動しない場合はfscsmsetup.exeを実行し、インストーラを起動してください。
FUJITSU Software Cloud Services Management V1.1.1
表示された画面で、[サーバへのインストール]を選択します。
図1.1 ランチャー画面
[ようこそ]ダイアログボックスが表示されます。
内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
図1.2 ようこそ画面
Cloud Services Managementのインストール先を選択します。
インストール先フォルダーを指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
図1.3 インストール先の選択画面
注意
インストール先のパス長は最大25バイトです。
インストール先フォルダーにはNTFS形式のディスクを指定してください。
暗号化属性が設定されたフォルダーにインストールすることはできません。
暗号化属性が設定されていないフォルダーにインストールするか、暗号化属性を解除してください。
8.3形式(ショートネーム)のファイル名の生成が有効になっているドライブにインストールしてください。
“\\”で開始するパス、および相対パス表記での指定はできません。
フォルダー名に指定可能な文字は、半角英数字、ハイフン("-")、アンダースコア("_")です。
空白文字を含むフォルダー名(“C:\Program Files”、“C:\Program Files (x86)”など)を指定することはできません。
インストール先に指定したフォルダー配下の“FSCSM”フォルダーに、Cloud Services Managementが動作するために必要なパッケージがインストールされます。なお、インストール先として指定したフォルダーに、このフォルダーが存在し、かつ、そのフォルダー配下にファイル、フォルダーが存在する場合はエラーになります。
インストールを確認します。
[インストールの確認]画面で、指定内容の確認を行い、内容に誤りがなければ、[確認]ボタンをクリックしてください。インストールが開始されます。
図1.4 インストール確認画面
インストールが完了すると以下の画面が表示されます。
[完了]ボタンをクリックします。
図1.5 インストール終了画面