本製品でサポートされるキャッシュ領域用仮想ディスクのフォーマットはrawだけであるため、qcow2ファイルの変更ブロックをベースファイル(raw)に反映します。
KVMホストにログインします。
qemu-imgコマンドを使ってqcow2ファイルの変更ブロックをベースイメージ(raw)に反映します。
[実行例]
# cd /var/lib/libvirt/images # qemu-img commit CSG_v110_cache.qcow2
「virsh edit」コマンドを使って、キャッシュ領域用ディスクファイルを上記手順で作成したrawイメージに変更します(ファイルパスを変更、種別をrawに変更)。
[実行例]
「C.1.4 旧製品(V1.0.x)の仮想ディスクのqcow2イメージ作成(KVM)」で指定していたキャッシュ領域のrawイメージ(実行例:CSG_v100_cache.raw)に変更してください。
virsh edit <本製品のドメイン名>