ページの先頭行へ戻る
Cloud Storage Gateway V1.1.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

C.1.8 システム移行の実行

以下の手順でシステム移行を実行します。

  1. 管理者アカウント(administrator)を使用して、本製品のコンソールにログインします。

  2. 「csgadm storagepool diskscan」コマンドを実行して旧製品のシステム領域用仮想ディスクのデバイス名を確認します。以下に実行例を示します。本製品のシステム領域は常に/dev/sdaであるため、/dev/sdbが旧製品のシステム領域用仮想ディスクのデバイス名であることがわかります。
    [実行例]

    # csgadm storagepool diskscan
      /dev/sda1 [     953.00 MiB]
      /dev/sda2 [      27.94 GiB]
      /dev/sda3 [      27.94 GiB]
      /dev/sda5 [      27.94 GiB]
      /dev/sda6 [       3.72 GiB]
      /dev/sdb1 [     953.00 MiB]
      /dev/sdb2 [      27.94 GiB]
      /dev/sdb3 [      27.94 GiB]
      /dev/sdb5 [      27.94 GiB]
      /dev/sdb6 [       3.72 GiB]
      /dev/sdc  [     100.00 GiB] LVM physical volume
      0 disks
      10 partitions
      1 LVM physical volume whole disk
      0 LVM physical volumes
  3. 以下のコマンドを実行して、システム移行を実行します。

    # csgadm system migrate -disk /dev/sdb

    注意

    本コマンドのシステム移行が失敗した場合、失敗した原因を取り除いたあと、アップグレード手順をやり直してください。
    VMware vSphere環境の場合、スナップショットの状態に戻したあと、「C.1.7 本製品(V1.1.0)の起動」からやり直してください。
    KVM環境の場合、「C.1.2 本製品(V1.1.0)のデプロイ」からやり直してください。