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Cloud Storage Gateway V1.1.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

C.1.1 旧製品(V1.0.x)の停止

以下の手順で旧製品の仮想アプライアンスを停止します。

  1. 旧製品の共有フォルダへのアクセスがないことを確認します。アクセスしている場合は、アクセスがなくなるのを待ち合わせるか、アクセスしている業務を停止してください。

  2. CSG Web GUIの「キャッシュ使用量」パネルで「未転送データ」が「なし」になっていることを確認します。「あり」になっている場合は、「なし」になるまで待ち合わせます。データ転送の完了時間は以下の方法で見積もることができます。

    1. CSG Web GUIの「クラウド転送」パネルの性能データからクラウド転送の平均性能(MB/s)を算出します。

    2. CSG Web GUIの「キャッシュ使用量」パネルの「未転送」の値(GB)を確認します。

    3. 上記のaとbで求めた値を使って転送完了時間を見積もります。
      転送完了時間の予測値(s)=(“未転送データ量” + 1) x 1024 / “クラウド転送の平均性能”

  3. 管理者アカウント(administrator)を使用して、旧製品のコンソールにログインします。

  4. 以下のコマンドを実行して旧製品を停止します。

    # csgadm power stop

注意

後述の「旧製品の仮想ディスクの接続」から「システム移行の実行」までの間は、旧製品を起動しないでください。誤って起動してしまった場合、本製品のキャッシュとバケットにデータ不整合が生じる可能性があります。このような状態になった場合、アップグレード手順を最初からやり直す必要があります