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Cloud Storage Gateway V1.1.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.2.4 FUJITSU Cloud Service for OSSへのインストール

FUJITSU Cloud Service for OSS環境に本製品の仮想マシンをインストールする手順は以下のとおりです。

FUJITSU Cloud Service for OSS IaaSダッシュボードより次の操作を実行します。

  1. 準備
    環境に合わせて以下を準備してください。

    • 仮想ルータ

    • 仮想ネットワーク

    • サブネット

    • セキュリティグループ

    • ファイアーウォール

    参照

    セキュリティグループ、ファイアーウォールの設定については、「A.6 利用ポート番号」を参照してください。

  2. 仮想マシンイメージのアップロード
    オブジェクトストレージサービス上にイメージ格納用のコンテナを作成し、FUJITSU Cloud Service for OSS用仮想マシンイメージをアップロードします。

    • オブジェクトストレージコンテナ作成
      [オブジェクトストレージ]-[+]-[コンテナ作成]の画面でイメージ格納用のコンテナを作成します。

    • 仮想マシンイメージのアップロード
      curlコマンド等で、REST APIを使って仮想マシンイメージCSG_v110_FCOSS-disk1.vmdkをアップロードします。

      注意

      • 仮想マシンイメージファイルは1GBを超えているため、IaaSダッシュボードからはアップロードできません。

      • 仮想マシンイメージのファイル名を変更せず、ファイル名がそのままオブジェクト名になるようにアップロードしてください。

  3. 仮想マシンイメージのインポート
    コンテナにアップロードした仮想マシンイメージをインポートします
    [インポート・エクスポート]-[VMインポート]の画面で[インポート]をクリックします。

    各項目は以下のように設定してください。

    項目

    設定内容

    イメージ名

    (任意)

    コンテナ名

    手順2で作成したコンテナの名前

    オブジェクト名

    手順2で作成したオブジェクトの名前

    OSタイプ

    centos

    注意

    東日本リージョン3または西日本リージョン3のIaaSダッシュボードには、仮想マシンイメージをインポートする機能が用意されていません。curlコマンド等で、REST APIを使用してください。REST APIでの仮想マシンイメージのインポートの方法は、FUJITSU Cloud Service for OSSのマニュアルを参照してください。

  4. ストレージの作成
    インポートした仮想マシンイメージからストレージを作成します。
    [コンピュート]-[イメージ]の画面でインポートしたイメージの[アクション]から[ストレージ作成]を選択します。
    各項目は以下のように設定してください。

    項目

    設定内容

    ボリューム名

    (任意)

    容量(GB)

    100

    ストレージソース

    イメージ

    イメージ

    プライベートから、手順3でインポートしたイメージを選択

    種別

    東日本リージョン3または西日本リージョン3ではM2、それ以外ではM1推奨

    AZ

    (任意)

    (東日本リージョン3または西日本リージョン3では本項目はありません)

  5. 仮想サーバの作成
    作成したストレージから仮想サーバを作成します。
    [コンピュート]-[仮想サーバ]-[+]-[仮想サーバ作成]の画面に従って仮想マシンを作成します。
    各項目は以下のように設定してください。

    項目

    設定内容

    AZ

    (任意)

    (東日本リージョン3または西日本リージョン3では本項目はありません)

    仮想サーバ名

    (任意)

    仮想サーバタイプ

    A.1 仮想アプライアンス仕様」を参照し、必要に応じて変更してください。

    仮想サーバブートソース

    ストレージ

    ストレージ

    手順4で作成したストレージ

    デバイス名

    /dev/vda

    仮想ネットワーク

    手順1で準備した仮想ネットワーク
    複数ネットワーク構成の場合、複数の仮想ネットワークを選択してください。仮想サーバ作成後に追加することもできます。

    キーペア

    (指定なし)

    セキュリティグループ

    手順1で準備したセキュリティグループ

    プロビジョニングスクリプト

    (指定なし)

    メタデータ

    (指定なし)

    ポイント

    仮想サーバ作成時に複数のネットワークを設定した場合、すべてのネットワークに同じセキュリティグループが設定されます。仮想サーバ作成後、必要に応じて変更してください。

  6. 仮想ディスクの追加
    キャッシュ領域用の仮想ディスクを追加します。

    • ブロックストレージ作成
      [ストレージ]-[ブロックストレージ]-[+]-[ストレージ作成]で仮想ディスクを作成します。
      各項目は以下のように設定してください。

      項目

      設定内容

      ボリューム名

      (任意)

      容量

      2.1.2 キャッシュの容量」で見積もった容量

      ストレージソース

      (指定なし)

      種別

      東日本リージョン3または西日本リージョン3ではM2、それ以外ではM1推奨

      AZ

      (任意)

      (東日本リージョン3または西日本リージョン3では本項目はありません)

    • ブロックストレージを仮想サーバに接続
      [ストレージ]-[ブロックストレージ]-[ブロックストレージ一覧]で、仮想サーバに接続するブロックストレージを選択します。
      ブロックストレージの[アクション]-[ストレージ接続]で接続操作を行います。
      仮想サーバを選択し、「接続」をクリックします。