複写先システムでは、満杯となったRLCファイルからRERUNログを抽出します。抽出したRERUNログはRERUNログ抽出ファイルに書き込まれます。抽出が完了すると、RERUNログ抽出ファイルを利用しデータベースにRERUNログを反映することが可能になります。
複写先システムのRLCファイルには以下の状態があります。
空き状態
RLCファイルが未使用の状態、または抽出済の状態です。
使用中状態
RLCファイルにRERUNログの書き込みを行っている状態です。
満杯状態
RLCファイルにRERUNログが満杯になった状態です。
強制交替を行ったRLCファイルも満杯状態になります。
以下に複写先システムのRLCの状態について示します。
図A.5 複写先システムのRLCの状態
注意
RLCファイルの空き状態への遷移は、複写元システムと複写先システムで別々の操作が必要です。
ポイント
RERUNログの抽出は、満杯になったRLCファイルごとに操作が必要です。