Active DB Guardは、複写元システムと複写先システムを切り替えて運用を行うことができます。これをセンタ切り替えと呼びます。センタ切り替えは、被災時センタ切り替えと定常時センタ切り替えの2つがあります。
災害などにより複写元システムが被災した場合は、複写先システムに業務を切り替えて、運用を継続します。
図1.9 被災時センタ切り替え
複写元システムの定期的な保守点検など、運用中のシステムを停止し、複写先システム側に運用を切り替える場合などには、通常の運用の一環として、センタ切り替えを行うことができます。また、切り替えたシステムを再切り替えすることもできます。このようにシステムの再切り替えを行うことを、センタ切り戻しと呼びます。
図1.10 定常時センタ切り替え