[名称]
[抽出対象データベース]
Oracle
[形式1 (差分ログの破棄)]
lxrpolog -I -r 抽出定義名
[形式2 (差分ログの追い出し)]
lxrpolog -F
[形式3 (差分ログファイルの状態表示)]
lxrpolog -V -r 抽出定義名
[機能説明]
指定された抽出定義に対する差分ログを、差分ログファイルから破棄します。
差分ログを、トランザクションログデータベースから差分ログファイル対して追出しを行います。
指定された抽出定義に対する差分ログファイルの状態を表示します。
[オプションの意味]
差分ログを差分ログファイルから破棄します。
差分ログをトランザクションログデータベースから差分ログファイルへ追い出します。
差分ログファイルの状態を表示します。
差分ログの破棄、または、差分ログファイルの状態表示をする抽出定義名を指定します。
運用種別に“LOAD”を指定した抽出定義名を指定することはできません。
# Difference Log File Information Repname ... REP01 → 1 Created date ... 2003/08/26 15:53:58 → 2 Path name ... /home/rep/logdata → 3 First size ... 512K → 4 Second size ... 0K → 5 Used rate ... 88% → 6 Warning ... 90% → 7 Status ... NOT ACCESSED → 8
抽出定義名
差分ログファイルの作成日時
差分ログファイルの格納ディレクトリパス名
差分ログファイルの初期サイズ
差分ログファイルの拡張サイズ
抽出されていない差分ログの量が初期サイズを超えた場合に自動拡張したサイズを表示します。差分ログの抽出が行われると0に自動縮退します。
差分ログファイルの使用率
差分ログファイルの初期サイズに対する使用率を表示します。
差分ログファイルの警告率
抽出定義時に差分ログファイル警告率(LOGWARN)の指定を省略した場合、“-”を表示します。
差分ログファイルの状態
以下の状態があります。
NOT ACCESSED(アクセスなし)
ACCESSED(アクセス中)
INHIBITED(閉塞)
[注意事項]
環境変数ORACLE_SIDでOracleのシステム名を設定してください。
コマンドを実行したユーザIDに動作環境ファイルの参照権限がない場合、本コマンドは異常終了します。
差分ログの破棄をする場合の注意
抽出データ格納ファイルの削除は行いません。
抽出データ格納ファイルは、lxrpocmtコマンドで削除します。
指定された抽出定義名が定義されていない場合、本コマンドは異常終了します。
指定された抽出定義に対する差分ログの取得が終了されていない場合、本コマンドは異常終了します。
差分ログの追い出しをする場合の注意
本コマンドは、Oracleシステム単位で実行するものです。レプリケーション業務ごとに実行しないでください。
Oracleが起動されていない場合、本コマンドは異常終了します。
Linkexpress Replication optionが起動されていない場合、本コマンドは異常終了します。
本コマンドはレプリケーション全体で差分ログ取得開始状態の抽出定義に対して追出し処理を行います。
一部の差分ログファイルへの書出しが失敗した場合は、コンソールに異常原因をメッセージ出力します。なお、コンソールについては、“マニュアルの読み方”を参照してください。
差分ログファイルの状態表示をする場合の注意
指定された抽出定義名が定義されていない場合、本コマンドは異常終了します。
[復帰値]
0:正常終了
4:正常終了(警告あり)
8:異常終了