以下の手順で、JDBCデータソースを登録します。管理者権限のあるユーザで行います。
手順1:JDBCデータソース名の確認
同じサーバの他のシステムで、データソース名「LWLDSTDS」を利用しているかを確認します。JDBCデータソース名を確認する方法は、以下のとおりです。
Webブラウザで、以下に示すURLを指定し、Interstage管理コンソールのログイン画面を表示します。
https://hostname:port/IsAdmin
List Worksサーバ(配信管理サーバがインストールされているサーバ)のホスト名を指定します。
Interstage管理コンソールのポート番号を指定します。デフォルトは12000です。
注意
SSL暗号化通信を使用しない設定を行った場合は、「https」の部分を「http」に置き換えて指定してください。
Interstage管理コンソールを使用するうえでの留意事項については、“付録I Interstage管理コンソールを使用するうえでの留意事項”を参照してください。 |
管理者権限を持つユーザIDとパスワードを指定し、【ログイン】ボタンをクリックします。
→Interstage管理コンソールの画面が表示されます。
【Interstage管理コンソール】-【Interstage Application Server】-【システム】-【リソース】-【JDBC】をクリックします。
→右の画面にJDBCデータソースの一覧が表示されます。
一覧に「LWLDSTDS」がないことを確認します。
「LWLDSTDS」が存在する場合は、手順2の3.で「データソース名」に別の値を設定してください。
手順2:JDBCデータソースの登録
管理者権限のあるユーザで新たにコマンドプロンプトを起動し、java.exeのコマンドを実行します。
コマンドプロンプトを「管理者として実行」を選択して起動し、管理者権限に昇格させたコマンドプロンプトで実行してください。
>java.exe com.fujitsu.symfoware.jdbc2.tool.FJJdbcTool [port_no]
“3.6.1 Symfowareのネーミングサービスの登録と起動”の手順2で指定したポート番号を指定します。“3.6.1 Symfowareのネーミングサービスの登録と起動”の手順2でポート番号を省略した場合は、10326を指定します。
JDBCデータソース登録ツールの起動方法の詳細については、Symfowareのマニュアルを参照してください。 |
>java.exe com.fujitsu.symfoware.jdbc2.tool.FJJdbcTool 10326
→JDBCデータソース登録ツールが起動されます。
JDBCデータソース登録ツールで【追加】ボタンをクリックします。
→【JDBCデータソース情報設定】ダイアログボックスが表示されます。
【JDBCデータソース情報設定】ダイアログボックスで以下の内容を設定します。
LWLDSTDS
同じデータソース名が利用されている場合は、別のデータソース名を指定します。
配信管理サーバとデータベースサーバが同一サーバの場合は「ローカル」を選択します。
配信管理サーバとデータベースサーバが異なるサーバの場合は「リモート(RDB2_TCP連携)」を選択します。
データベースサーバのIPアドレスまたはホスト名を、15バイト以内の半角文字で指定します。
プロトコルで「リモート(RDB2_TCP連携)」を選択した場合のみ、指定できます。
“3.3.1 Symfowareデータベースの環境設定”で指定したポート番号を指定します。
プロトコルで「リモート(RDB2_TCP連携)」を選択した場合のみ、指定できます。
配信管理サーバとデータベースサーバが同一サーバの場合は、「LWLDSTDB.LWLDSTDB」を指定します。RDBシステム名が「LWLDSTDB」以外の場合は、「RDBシステム名.LWLDSTDB」と指定します。
配信管理サーバとデータベースサーバが異なるサーバの場合は、「LWLDSTDB」を指定します。
配信データベースに接続するユーザIDを、18バイト以内の半角英数字で指定します。配信データベースがインストールされているサーバの管理者権限を持つユーザIDを指定します。
配信管理サーバに接続するユーザIDのパスワードを、14バイト以内の半角文字で指定します。
【JDBCデータソース情報設定】ダイアログボックスで【オプション】ボタンをクリックします。
→【JDBCデータソース オプション設定】ダイアログボックスが表示されます。
【JDBCデータソース オプション設定】ダイアログボックスで、以下の内容を設定し、【OK】ボタンをクリックします。
「4」を指定します。
「ctuneparam='CLI_MAX_SQL=(64);CLI_OPL_BUFFER_SIZE=(256);CLI_WAIT_TIME=(30)'」を指定し、【登録】ボタンをクリックします。
【JDBCデータソース情報設定】ダイアログボックスで【OK】ボタンをクリックします。
【JDBCデータソース情報設定】ダイアログボックスで指定した内容が、JDBCデータソース登録ツールの「データソース一覧」に追加されたことを確認し、【閉じる】ボタンをクリックします。