ここでは、Interstage管理コンソールを使用するうえでの留意事項について説明します。
Interstage管理コンソールをInternet Explorer 10以降で使用する場合
Internet Explorer 10以降では、新しいユーザーインターフェースが追加されました。
新しいユーザーインターフェースのInternet Explorer 10以降では、Interstage管理コンソールが正しく表示されません。Interstage管理コンソールを操作するには、デスクトップ版のInternet Explorer 10以降を使用してください。
Interstage管理コンソールは、Internet Explorer 10以降の互換表示で使用してください。
また、互換表示の切り替えで、操作中の画面とは別に、別タブや別ウィンドウが出力された場合、新たに出力されたタブやウィンドウは操作せずに閉じて、元の画面で操作を継続してください。
SSLによる暗号化通信時の警告通知について
Interstage管理コンソールへアクセスした際に証明書に問題があることを示すダイアログ、または警告ページが表示されることがあります。
上記の問題は、Interstage Application Serverのインストール時に、Interstage 管理コンソールの運用形態に「SSL暗号化通信を使用する」を選択した場合に、「Interstage 管理コンソール用の証明書」を使用しているために発生します。
この証明書は信頼度が低いため、継続して利用する場合は、以下の手順で証明書の正当性を確認してからInterstage管理コンソールを利用してください。
証明書のフィンガープリント(拇印)の確認
インストール時に確認したフィンガープリントと、Webブラウザが表示するダイアログの情報を比較します。
なお、フィンガープリントは、証明書の一部から算出されたハッシュ値のため、算出するときに利用するアルゴリズムによって値が異なります。同じアルゴリズムを用いて算出されたフィンガープリントで比較してください。
インストール時にフィンガープリントを確認していない場合には、“インストールガイド”を参照して確認してください。
証明書の内容の確認
自動生成された証明書の内容は、以下のとおりです。Webブラウザが表示するダイアログの情報と比較してください。
証明書内の情報 | 設定されている情報 |
---|---|
発行者名、所有者名 | CN=Interstage Application Server |
有効期限 | 2049年12月31日23時59分59秒まで |
なお、この証明書は信頼度が低いため、Webブラウザに証明書を登録せず、運用開始までに信頼できる認証局から証明書を取得し、その証明書を利用したSSL暗号化通信を行う運用に切り替えてください。認証局から発行された証明書を使用するためのカスタマイズ方法と証明書の信頼性については、下記のURLから参照できるマニュアルをご覧ください。
http://software.fujitsu.com/jp/manual/