保管フォルダの帳票に設定した帳票項目を、CSV形式またはText形式へ変換してファイルに出力できます。出力されたファイルは、表計算ソフト、ワープロソフトなどのアプリケーションで利用できます。
リスト管理サーバの帳票をデータ変換するには、アクセス権が必要です。データ変換するアクセス権については、運用管理者に確認してください。
各出力形式の特徴を以下に示します。
CSV形式
複数の帳票を選択して変換すると、1つのCSVファイルに出力されます。
帳票項目をカンマ(x‘2C’)で区切ります。各レコードの最後には、CR(x‘0D’)、LF(x‘0A’)が付加されます。半角カンマ(x‘2C’)または全角カンマ(x‘8143’)を含む項目は、二重引用符(x‘22’)で囲まれます。
Text形式
複数の帳票を選択して変換すると、1つのTextファイルに出力されます。
帳票項目をタブ(x‘09’)で区切ります。各レコードの最後には、CR(x‘0D’)、LF(x‘0A’)が付加されます。
以下の状態から、帳票のデータ形式を変換します。
表示している帳票
表示している帳票の検索結果
検索結果の一覧をデータ変換するには、“8.2.4 検索結果の一覧をデータ変換する”を参照してください。 |
帳票の一覧から選択した帳票
帳票を検索した検索結果の一覧で選択した帳票
なお、データ変換するには、あらかじめ、帳票項目を設定しておく必要があります。
帳票項目の設定については、“第7章 帳票項目の設定”を参照してください。 |
文字(拡張漢字および利用者定義文字)をイメージデータとして登録した場合に「空白」または「〓」に変換されます。登録した際の文字の扱いは、運用管理者に確認してください。
期待どおりにデータ変換されていない場合、帳票項目を設定している範囲を確認してください。
データ変換対象の文字、および行を示す横線を完全に含んで帳票項目を設定しているか確認してください。
表計算ソフトなどの動作を考慮したデータ変換はできません。表計算ソフトによっては、文字列、数値、日付などの属性が期待どおりに解釈されない場合があります。
空白データはデータ変換できません。文字が詰まります。
印刷データが重ね打ちされている帳票の場合は、正しくデータ変換されません。印刷データが重ね打ちされていないかどうかを運用管理者に確認してください。
グリッド強制されていない帳票の場合は、正しくデータ変換されません。グリッド強制して登録した帳票かどうかを運用管理者に確認してください。
重ね打ち、クリッド強制については、運用管理者に確認してください。