日付や時刻を変更する場合の注意事項について説明します。
注意
本節は、Systemwalker Runbook Automationの管理サーバがインストールされている環境にSystemwalker Operation Managerをインストールした場合の説明になります。
Systemwalker Operation Managerと同じサーバで運用を実施している場合は、導入方法により、本節で説明しているインストール先と異なる場合があります。
運用中の時刻や日付の変更の禁止
Systemwalker Runbook Automationの運用中は、以下の操作を行わないでください。
時刻や日付、年、月などの変更
[コントロールパネル]の[日付と時刻]の起動【Windows版】
システムの時刻補正を行う場合の注意
スケジュール機能を使用した運用中には、システム時刻を変更してはいけません。スケジュール機能はシステムの現在の時刻をベースにしてスケジューリング処理を行っているため、運用中にシステム時刻を変更すると、スケジュールどおりにプロセスインスタンスが起動しなくなったり、スケジュール機能の動作に異常をきたしたりすることがあります。
システムの時刻を変更する場合は、Systemwalker Runbook Automationを停止してから行ってください。
また、システムの時刻や日付を過去に戻した場合は、以下のファイルを削除後、コンピュータを再起動してください。
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストール先]\SWOMGR\MPWALKER.JM\mpjobsch\jobdbn配下のjobdb1.log、jobdb2.log、jobdb3.log (※)
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストール先]\SWOMGR\MPWALKER.JM\mpjobsch\jobdbn\net.spoolサブディレクトリ配下のすべてのファイル(※)
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストール先]\SWOMGR\MPWALKER.JM\\mpmjessv\hist\n\配下の日付.logファイル
イベントログ【Windowsの場合】
※:n はSystemwalker Runbook Automationが利用するサブシステム番号(デフォルトでは9番)です。
削除するファイルの詳細については、Systemwalker Operation Managerのマニュアルを参照してください。Systemwalker Operation Managerマニュアルの格納先は、ソフトウェア説明書を参照してください。
システムの年を変更/マザーボードを交換する場合の注意
システムの年を変更したり、マザーボードを交換したりする場合は、事前に以下のファイルのバックアップを行ってください。
作業完了後は、リストアを行ってからコンピュータを再起動してください。なお、システムの年を変更した場合は、現在の年に戻してから、リストアを行い、コンピュータを再起動してください。
【Windows】
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストール先]\SWOMGR\MPWALKER.JM\mpjobsch\jobdb
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストール先]\SWOMGR\MPWALKER.JM\mpjobsch\jobdbn (※)
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストール先]\SWOMGR\MPWALKER.JM\mpjmcal\caldb
※:n はSystemwalker Runbook Automationが利用するサブシステム番号(デフォルトでは9番)です。
【Linux】
/var/opt/FJSVJOBSC
/var/opt/FJSVjmcal/caldb