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Systemwalker Runbook Automation 解説書
FUJITSU Software

A.2 開発コンピュータの制限値

開発コンピュータの制限値について、説明します。

1つのプロセスグループに登録できるノード数

制限値:10000

1プロセスグループに含まれるプロセス定義のすべてのノード数の上限です。Start/Exitノードを含みます。制限値を超えると以下の事象が発生することがあります。

  • Studio

    プロセスグループをアップロードする場合に、応答がなくなったりエラーとなる場合があります。

なお、管理サーバとしてのノード数の制限値は、20000まで利用可能です。10000ノードを超えるノードを登録したプロセスグループを登録する場合は、コンソールまたはコマンドを利用してください。

1つのプロセスグループに登録できるプロセス定義数

制限値:500

1プロセスグループに含まれるプロセス定義数の上限です。制限値を超えると以下の事象が発生することがあります。

  • コンソール

    プロセスグループをアップロードする場合に、応答がなくなったりエラーとなる場合があります。

  • コマンド

    swrba_admin app-add/app-updateコマンドを利用しプロセスグループをアップロードする場合に、応答がなくなったりエラーとなる場合があります。

  • Studio

    プロセスグループをアップロードする場合に、応答がなくなったりエラーとなる場合があります。

1つのプロセス定義に配置できるノード数

制限値:200

1つのプロセス定義に配置できるノード数の上限です。Start/Exitノードを含みます。制限値を超えると以下の事象が発生することがあります。

  • コンソール

    プロセスグループをアップロードする場合に、応答がなくなったりエラーとなる場合があります。

  • コマンド

    swrba_admin app-add/app-updateコマンドを利用しプロセスグループをアップロードする場合に、応答がなくなったりエラーとなる場合があります。

  • Studio

    プロセスグループをアップロードする場合に、応答がなくなったりエラーとなる場合があります。

同時に開くことができるファイルの数

制限値:15

Studioで同時に開くことができるファイルの数です。プロセス定義、QuickForm,ビジネスカレンダーなど自動運用プロセスグループの開発時に作成・編集するすべてのファイルを指します。

この制限値を超えたプロセス定義を開いた場合、RBA Studioが応答がなくなったりエラーとなる場合があります。

プロセス定義の階層

制限値:4

Subprocessノードを用い、プロセス定義を階層化する場合の上限値です。親プロセスを含め、4階層以内で作成してください。

プロセス定義における縦サイズ、横サイズ

制限値:32767ピクセル

ノード(Activity、運用操作部品等)を配置できるプロセス定義の最大の縦幅と横幅のピクセル数です。コンソール表示やStudioでの操作上の制約があります。

プロセス定義で、この制限値を超えた位置にノードを配置すると、 以下のメッセージが出力されてエラーになります。

無効な入力パラメーターです。

また、制限値を超えた位置にノードが配置されている場合は、Studioのプロセス定義エディタでプロセス定義を開くことはできません。

コンソールは、縦サイズ×横サイズが20Mピクセル(例えば1000×20000)を表示可能な制限値としています。制限値を超えると以下の事象が発生することがあります。

  • 性能が劣化します。

  • OutOfMemoryErrorが発生します。

  • ブラウザ側のメモリ不足(画像に赤い×印が表示される)が発生します。