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Systemwalker Runbook Automation 解説書
FUJITSU Software

3.1.2 ディスク容量

管理サーバ

静的ディスク容量

Systemwalker Runbook Automationを導入するために必要なディスク容量を静的ディスク容量として示します。

WindowsのC:ドライブに固定で必要となるディスク量を“システムドライブ”に、Systemwalker Runbook Automationのインストール先ディレクトリ(注)に必要となるディスク量を“インストールディレクトリ”に記載しています。

注)製品インストール時に指定するディレクトリ(デフォルトはC:\Program Files\Fujitsu\SWRBA)

【Windows】

使用領域

ディスク容量

システムドライブ

620MB

インストールディレクトリ

2050MB

合計

2670MB

動的ディスク容量
自動運用プロセス管理用のデータベース領域

Systemwalker Runbook Automationを運用するためには、自動運用プロセス管理用のデータベース領域が必要です。

構築する環境に応じて、十分なサイズのデータベース領域を割り当ててください。

以下の式で概算を算出することができます。

データベース領域サイズ(概算)=20MB+2MB×全自動運用プロセス数(注1)

注1) 実行後、削除せず保持する自動運用プロセスも含みます。

より詳細にデータベース領域の見積もりを行う場合には、データベース領域の容量見積もりツールを利用してください。データベース領域の容量見積もりツールは、“Systemwalker Runbook Automation メディアパック V15.2.2 DISC1 (管理サーバ用プログラム)”の中の“tool\Estimate_RBADB.xls”に格納されています。

【Windows】

注意

  • データベース領域を作成するドライブのプロパティとして、“ドライブを圧縮してディスク領域を空ける”を設定しないでください。

    ドライブ圧縮を行った場合、通常のI/O処理と比較して性能上のオーバーヘッドが発生します。これにより、I/O量に依存してOSリソース不足によるアクセスエラーが発生するためです。

  • データベース領域を作成するフォルダのプロパティとして[全般タブ]属性の[詳細設定]である、“圧縮属性または暗号化属性”を設定しないでください。

    圧縮属性とした場合、ドライブ圧縮と同様に通常のI/O処理と比較して性能上のオーバーヘッドが発生します。これにより、I/O量に依存してOSリソース不足によるアクセスエラーが発生するためです。

    また、暗号化属性とした場合、データベース領域を制御するユーザーとSystemwalker Runbook Automationで使用するユーザーが異なることにより、暗号解除ができずアクセスエラーが発生するためです。


運用操作部品格納ディレクトリ(引継ぎファイル格納ディレクトリ)

運用操作部品格納ディレクトリの領域をディスク容量に追加する必要があります。

なお、本ディレクトリは、クラスタ運用では引継ぎファイル格納ディレクトリとして共有ディスクに割り当てます。クラスタ運用を行わない場合は、製品のインストール先になります。

領域名

必須サイズ(MB)

運用操作部品格納ディレクトリ

100MB


CMDBデータベースの領域

CMDBデータベースの領域は、管理対象の業務サーバの数に応じた値になります。以下の一覧を目安に見積もってください。

業務サーバ数

総メモリ量

総ディスク使用量

   100台

1.2GB

0.6GB

   200台

1.6GB

1.1GB

   500台

2.6GB

2.3GB

  1000台

3.6GB

4.4GB


連携サーバ/中継サーバ

静的ディスク容量

Systemwalker Runbook Automationを導入するために必要なディスク容量を静的ディスク容量として示します。

Windowsの場合は、WindowsのC:ドライブに固定で必要となるディスク量を“システムドライブ”に、Systemwalker Runbook Automationのインストール先ディレクトリ(注)に必要となるディスク量を“インストールディレクトリ”に記載しています。

注)製品インストール時に指定するディレクトリ(デフォルトはC:\Program Files\Fujitsu\SWRBA)

【Windows】

使用領域

ディスク容量

システムドライブ

300MB

インストールディレクトリ

490MB

合計

790MB

【Linux】

使用領域

ディスク容量(注)

/opt

660MB

/var

10MB

/etc

50MB

合計

720MB

注)デフォルトのインストール先ディレクトリで示しています。


業務サーバ

静的ディスク容量

Systemwalker Runbook Automationを導入するために必要なディスク容量を静的ディスク容量として示します。

Windowsの場合は、WindowsのC:ドライブに固定で必要となるディスク量を“システムドライブ”に、Systemwalker Runbook Automationのインストール先ディレクトリ(注)に必要となるディスク量を“インストールディレクトリ”に記載しています。

注)製品インストール時に指定するディレクトリ(デフォルトはC:\Program Files\Fujitsu\SWRBA)

【Windows】

使用領域

ディスク容量

システムドライブ

380MB

インストールディレクトリ

150MB

合計

530MB

【Linux】【Solaris】

使用領域

ディスク容量(注)

/opt

300MB

/var

10MB

/etc

50MB

合計

360MB

注)デフォルトのインストール先ディレクトリで示しています。


開発コンピュータ

静的ディスク容量

Systemwalker Runbook Automationを導入するために必要なディスク容量を静的ディスク容量として示します。

WindowsのC:ドライブに固定で必要となるディスク量を“システムドライブ”に、Systemwalker Runbook Automationのインストール先ディレクトリ(注)に必要となるディスク量を“インストールディレクトリ”に記載しています。

注)製品インストール時に指定するディレクトリ(デフォルトはC:\Fujitsu\Systemwalker\SWRBA_Studio)

使用領域

ディスク容量

システムドライブ

210MB

インストールディレクトリ

1100MB

合計

1310MB


Webコンソール

静的ディスク容量

3.2.2 必須ソフトウェア”の“Webコンソール”を参照し、記載されているソフトウェアが動作するために必要なディスク容量を確保してください。