Javaクラスのメソッドに対応するアダプタクラスのメソッドの対応関係を参照可能にするため、メソッド名対応表ファイルを出力します。メソッド名対応表ファイルは、-oiオプションまたは“Option MethodTable”パラメタが指定された場合に、アダプタクラスの出力先ディレクトリに以下の規則により作成します。
パッケージ名により修飾したクラス名/インタフェース名のピリオド(.)およびドル($)をハイフン(-)に変換
拡張子は“.txt”固定
メソッド名対応表ファイルは以下の形式で出力されます。
[Java] Javaクラス名 [COBOL] COBOL外部クラス名 (1) [Java] 型 Javaメソッド名(引数の型) [COBOL] COBOL外部メソッド名 (2) [Java] 型 Javaメソッド名(引数の型) OVERRIDE [COBOL] -None- ... (n) [Java] 型 Javaメソッド名( ) [COBOL] COBOL外部メソッド名
Javaクラス名 | パッケージ名で修飾されたクラス名またはインタフェース名 |
---|---|
COBOL外部クラス名 | Javaクラスに対応するアダプタクラスの外部クラス名 |
Javaメソッド名 | Javaクラスのメソッド |
型 | Javaメソッドの復帰型 |
引数の型 | Javaメソッドの引数の型 |
OVERRIDE | スーパークラスのメソッドをオーバーライドする場合に付加 |
COBOLメソッド名 | Javaメソッドに対応するアダプタクラスの外部メソッド名 |
-None- | Javaメソッドに対応するアダプタクラスのメソッドが存在しない場合 |
なお、以下のアダプタクラスのメソッド名対応表は出力されません。
配列のアダプタクラス
また、java-lang-Stringクラスの以下のメソッドは、メソッド名対応表ファイルに出力されません。
NEW-STRING-X
NEW-STRING-N
GET-STRING-X
GET-STRING-N
GET-STRING-LENGTH-X
GET-STRING-LENGTH-N