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NetCOBOL V12.1 メッセージ集
FUJITSU Software

3.3.70 JMP0311I-I/U

[Linux]
'$1'ファイルが割り当てられていません.

[Solaris][Solaris64][LinuxIPF][Linux64]
'$1ファイルのファイル参照子の指定に誤りがあります. $2

システムの処理

重大度コードがIの場合、プログラムの処理を続行し、重大度コードがUの場合、プログラムを異常終了させます。なお、重大度コードは、ファイルの定義にFILE STATUS句の指定がある場合Iとなり、FILE STATUS句および誤り処理手続きの指定がない場合Uとなります。

プログラマーの処置

  • [Linux]
    以下を確認し、再度実行してください。

    • ファイル($1)が正しく割り当てられているか。

    • ファイル名にコンマ(,)を含む場合、二重引用符(")で囲んでいるか。

    • ファイル名に続き、ファイル機能として有効な文字列が正しく指定されているか。

    ファイル機能については、“NetCOBOL 使用手引書”の“6.8 その他のファイル機能”を参照してください。

  • [Solaris][Solaris64][LinuxIPF][Linux64]
    $2に設定された文字列を参考にエラーの原因を取り除き、再度実行してください。なお、$1にはアクセス名またはファイル名が設定されます。

    $2に設定される文字列の意味と処置を下表に示します。

    表3.22 JMP0311I-I/Uの$2の内容

    $2

    エラーの内容

    プログラマーの処置

    NOT ASSIGNED

    アクセス名に対する環境変数の指定がありません。または、データ名指定のファイル名が空白です。

    環境変数またはデータ名指定のファイル名を指定してください。

    INVALID ASSIGN

    ファイル名に続き、指定された文字列で解析エラーが発生しました。

    以下を確認してください。

    • ファイル機能として有効な文字列が指定されているか(注1)

    • 指定した機能とファイル編成の組み合わせが正しいか(注2)

    INVALID PATH-NAME

    指定されたファイル名または指定方法に誤りがあります。

    • 正しいファイル名を指定してください。

    • 正しい指定方法で指定してください。(注3)

注1 : 有効なファイル機能については、以下を参照してください。

  • [Solaris]
    “NetCOBOL 使用手引書”の“6.8.12 注意事項”

  • [Solaris64][LinuxIPF]
    “NetCOBOL 使用手引書”の“6.8.9 注意事項”

  • [Linux64]
    “NetCOBOLユーザーズガイド”の“7.10.8 注意事項”

注2 : 各機能とファイル編成の組み合わせについては、以下を参照してください。

  • [Solaris][Solaris64][LinuxIPF]
    “NetCOBOL 使用手引書”の“6.8 その他のファイル機能”の各機能の説明

  • [Linux64]
    “NetCOBOLユーザーズガイド”の“7.10 その他のファイル機能”の各機能の説明

注3 : ファイル編成がFORMAT句なし印刷ファイルの場合、指定方法に誤りがあると本エラーが検出されることがあります。以下を参照して、使用するプリンタとパラメタを正しく指定してください。

  • [Solaris][Solaris64][Linux][LinuxIPF]
    “NetCOBOL 使用手引書”の“7.1.4 環境変数の設定”の“ASSIGN句で指定したファイル識別名”

  • [Linux64]
    “NetCOBOLユーザーズガイド”の“8.1.14 環境変数の設定”の“ASSIGN句で指定したファイル識別名”