システムの処理
重大度コードがIの場合、プログラムの処理を続行し、重大度コードがUの場合、プログラムを異常終了させます。なお、重大度コードは、ファイルの定義にFILE STATUS句の指定がある場合Iとなり、FILE STATUS句および誤り処理手続きの指定がない場合Uとなります。
プログラマーの処置
[Linux]
以下を確認し、再度実行してください。
ファイル($1)が正しく割り当てられているか。
ファイル名にコンマ(,)を含む場合、二重引用符(")で囲んでいるか。
ファイル名に続き、ファイル機能として有効な文字列が正しく指定されているか。
ファイル機能については、“NetCOBOL 使用手引書”の“6.8 その他のファイル機能”を参照してください。
[Solaris][Solaris64][LinuxIPF][Linux64]
$2に設定された文字列を参考にエラーの原因を取り除き、再度実行してください。なお、$1にはアクセス名またはファイル名が設定されます。
$2に設定される文字列の意味と処置を下表に示します。
$2 | エラーの内容 | プログラマーの処置 |
---|---|---|
NOT ASSIGNED | アクセス名に対する環境変数の指定がありません。または、データ名指定のファイル名が空白です。 | 環境変数またはデータ名指定のファイル名を指定してください。 |
INVALID ASSIGN | ファイル名に続き、指定された文字列で解析エラーが発生しました。 | 以下を確認してください。
|
INVALID PATH-NAME | 指定されたファイル名または指定方法に誤りがあります。 |
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注1 : 有効なファイル機能については、以下を参照してください。
[Solaris]
“NetCOBOL 使用手引書”の“6.8.12 注意事項”
[Solaris64][LinuxIPF]
“NetCOBOL 使用手引書”の“6.8.9 注意事項”
[Linux64]
“NetCOBOLユーザーズガイド”の“7.10.8 注意事項”
注2 : 各機能とファイル編成の組み合わせについては、以下を参照してください。
[Solaris][Solaris64][LinuxIPF]
“NetCOBOL 使用手引書”の“6.8 その他のファイル機能”の各機能の説明
[Linux64]
“NetCOBOLユーザーズガイド”の“7.10 その他のファイル機能”の各機能の説明
注3 : ファイル編成がFORMAT句なし印刷ファイルの場合、指定方法に誤りがあると本エラーが検出されることがあります。以下を参照して、使用するプリンタとパラメタを正しく指定してください。
[Solaris][Solaris64][Linux][LinuxIPF]
“NetCOBOL 使用手引書”の“7.1.4 環境変数の設定”の“ASSIGN句で指定したファイル識別名”
[Linux64]
“NetCOBOLユーザーズガイド”の“8.1.14 環境変数の設定”の“ASSIGN句で指定したファイル識別名”