NetWorker クライアントのスタンバイ運用を実現します。
PRIMECLUSTER で構築されたクラスタシステムに存在する、共用ディスク、ローカルディスク上のデータに対し、クラスタ環境で整合性の取れたバックアップ運用 (フェイルオーバが発生しても NetWorker の定義を変更する必要がない) を可能とします。
仮想クライアントバックアップ
サーバクラスタ運用と同様に、仮想的なクライアント名 (論理ノード名) でのバックアップを可能とします。
クラスタ構成ノードのローカルバックアップ
サーバクラスタ運用と同様に、物理的なクライアント名でのバックアップを可能とします。
NetWorker クライアントのスタンバイ運用
PRIMECLUSTER と連携し、クラスタのフェイルオーバ時に必要な NetWorker クライアントを運用・待機ノードで起動することにより、NetWorker クライアントのスタンバイ運用を実現します。
また、ディテクタが NetWorker クライアントプロセスを監視し、異常が発生した場合に PRIMECLUSTER に通知することにより、PRIMECLUSTER のリカバリー・フェイルオーバ機能を使用することができるため、NetWorker を使用したバックアップ運用システムの可用性を高めます。
参照
サーバクラスタ運用については、"2.7.1 サーバクラスタ運用" を参照してください。