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PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 4.5 導入運用手引書
FUJITSU Software

1.1.2 クライアントクラスタ運用

NetWorker クライアントのスタンバイ運用を実現します。

PRIMECLUSTER で構築されたクラスタシステムに存在する、共用ディスク、ローカルディスク上のデータに対し、クラスタ環境で整合性の取れたバックアップ運用 (フェイルオーバが発生しても NetWorker の定義を変更する必要がない) を可能とします。

仮想クライアントバックアップ

サーバクラスタ運用と同様に、仮想的なクライアント名 (論理ノード名) でのバックアップを可能とします。

クラスタ構成ノードのローカルバックアップ

サーバクラスタ運用と同様に、物理的なクライアント名でのバックアップを可能とします。

NetWorker クライアントのスタンバイ運用

PRIMECLUSTER と連携し、クラスタのフェイルオーバ時に必要な NetWorker クライアントを運用・待機ノードで起動することにより、NetWorker クライアントのスタンバイ運用を実現します。

また、ディテクタが NetWorker クライアントプロセスを監視し、異常が発生した場合に PRIMECLUSTER に通知することにより、PRIMECLUSTER のリカバリー・フェイルオーバ機能を使用することができるため、NetWorker を使用したバックアップ運用システムの可用性を高めます。

参照