管理パーティションの初期化は、sfcsetup(8) の -c オプションを使用します。
参照
sfcsetup(8) の詳細については、本書の sfcsetup(8) を参照してください。
注意
管理パーティションの初期化を行う場合は、すべてのノードで sfcfrmd デーモンが停止している必要があります。
以下に、/dev/sfdsk/gfs/dsk/control を管理パーティションとして初期化する例を示します。
# sfcsetup -c /dev/sfdsk/gfs/dsk/control <Enter> |
注意
管理パーティションが初期化済みの状態で再度初期化を行う場合は、以下の条件を満たしているか事前に確認してください。
すべての GFS 共用ファイルシステムが削除済みであること。
すべてのノード情報が管理パーティションに登録されていないこと。
すでに管理パーティションとして初期化されているパーティションを再び初期化したい場合は、以下のように -f オプションを指定してコマンドを実行してください。
# sfcsetup -c -f /dev/sfdsk/gfs/dsk/control <Enter> |
注意
管理パーティションを初期化すると、sfcfrmd デーモンの起動方法として wait が登録されます。sfcfrmd デーモンの起動方法は、sfcsetup(8) の -m オプションで変更することができます。
参照
sfcfrmd デーモンの起動方法の詳細は、本書の“9.5.1 sfcfrmd デーモンの起動方法の選択”を参照してください。
sfcfrmd デーモンの起動方法の変更の詳細については、本書の“9.5.3 sfcfrmd デーモンの起動方法の変更”を参照してください。