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NetCOBOL V12.1 NetCOBOL ユーザーズガイド(他社COBOL資産移行支援編)
FUJITSU Software

付録D 定量制限

翻訳前ソース変換機能における定量制限について説明します。

次に示す値は、変換元ソースプログラム単位の値です。

なお、当制限値を超える記述がある場合、その時点でメッセージを出力して、変換処理を中断します。

  1. COPY文の階層レベル

    COPY文の階層レベル(入れ子)の最大は、8階層です。

  2. データ項目数の個数

    データ部で定義できるデータ記述項の最大個数は、95,000個です。

  3. MOVE文(変換対象となる)の個数

    手続き部に記述するMOVE文のうち、変換対象となるMOVE文の最大個数は、3,200個です。

  4. 条件式(変換対象となる)の個数

    手続き部に記述する条件式のうち、変換対象となる条件式の最大個数は、1,700個です。

    注意

    ここでいう条件式とは、次に示す文に記述した条件式を示します。

    • IF文の条件式

    • PERFORM文のUNTIL条件式

    • EVALUATE文のWHEN条件式

    • SEARCH文のWHEN条件式

  5. 分割キー名(索引ファイル)の個数

    索引ファイルのRECORD KEY句またはALTERNATE RECORD KEY句で分割キー名を指定する場合、その最大個数は30個です。

  6. INITIALIZE文のJAPANESE指定

    INITIALIZE文でJAPANESEを指定した場合のBY指定の一意名を構成するCOBOLの語の最大個数は、47個です。

  7. 条件付き翻訳の階層レベル

    条件付き翻訳の階層レベル(入れ子)の最大は、64階層です。