翻訳前ソース変換機能における定量制限について説明します。
次に示す値は、変換元ソースプログラム単位の値です。
なお、当制限値を超える記述がある場合、その時点でメッセージを出力して、変換処理を中断します。
COPY文の階層レベル
COPY文の階層レベル(入れ子)の最大は、8階層です。
データ項目数の個数
データ部で定義できるデータ記述項の最大個数は、95,000個です。
MOVE文(変換対象となる)の個数
手続き部に記述するMOVE文のうち、変換対象となるMOVE文の最大個数は、3,200個です。
条件式(変換対象となる)の個数
手続き部に記述する条件式のうち、変換対象となる条件式の最大個数は、1,700個です。
注意
ここでいう条件式とは、次に示す文に記述した条件式を示します。
IF文の条件式
PERFORM文のUNTIL条件式
EVALUATE文のWHEN条件式
SEARCH文のWHEN条件式
分割キー名(索引ファイル)の個数
索引ファイルのRECORD KEY句またはALTERNATE RECORD KEY句で分割キー名を指定する場合、その最大個数は30個です。
INITIALIZE文のJAPANESE指定
INITIALIZE文でJAPANESEを指定した場合のBY指定の一意名を構成するCOBOLの語の最大個数は、47個です。
条件付き翻訳の階層レベル
条件付き翻訳の階層レベル(入れ子)の最大は、64階層です。