CORBAクライアントアプリケーションを実行する前に、以下の環境設定を確認してください。
実装方式に依存しない共通事項を以下に示します。詳細は、“Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”を参照してください。アプリケーション起動時の留意事項は、ソフトウェア説明書を参照してください。
サーバアプリケーションタイプがPERSISTENTの場合など、事前に起動されていなければならない場合は、サーバ管理者などにサーバアプリケーションの起動を依頼してください。
クライアントアプリケーションには直接関係ありませんが、サーバアプリケーションが動作するためには、インプリメンテーションリポジトリ情報がサーバで登録されていなければなりません。
CORBAクライアントアプリケーションからサーバオブジェクトを参照する場合は、ネーミングサービスリポジトリに、サーバオブジェクトの情報が登録されていなければなりません。
Interstage Application Serverのクライアント機能をインストールしている場合、使用するネーミングサーバをCORBAサービスの提供するファイル"inithost"で指定します。
ネーミングサーバの指定例1 :
Interstage Application Serverが、"c:\interstage\APS"にインストールされており、かつ、サーバ"SERV01"のネーミングサービスを使用する場合は、"c:\interstage\APS\odwin\etc\inithost"に以下の定義が必要になります。
SERV01 8002 ・ ・ ・ ・
ネーミングサーバの指定例2 :
マルチインスタンスシステムのサーバに接続する場合は、接続するシステムはポート番号によって決定されます。
SERV01 8002 サーバ SERV01のインスタンス1へアクセス SERV01 8003 サーバ SERV01のインスタンス2へアクセス
オブジェクト指向COBOLプログラムを使用する場合、以下の環境設定が必要です。
Interstage Application Serverのランタイムシステムおよびオブジェクト指向COBOLランタイムシステムがインストールされているフォルダを、環境変数"PATH"に設定します。
COBOLプログラムを使用する場合、以下の環境設定が必要です。
環境変数"PATH"にCOBOLランタイムシステムがインストールされているフォルダを設定します。