開発したCORBAサーバアプリケーションを運用するには、以下の作業が必要です。ここでは、運用環境の設定およびサーバアプリケーションの登録について説明します。
CORBAサーバアプリケーションを実行するためには、各種リポジトリへの登録処理が必要となります。
各種リポジトリの登録方法は、以下を参照してください。
“Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”
具体的な操作手順は、チュートリアル“11.2.2 CORBAサーバアプリケーションの作成”の“5. プログラムの実行”の“CORBAサーバアプリケーションの配備”を参照してください。
インタフェースリポジトリの登録は、以下の場合に必要となります。
クライアントアプリケーションがOLE-GATEWAY方式の場合
ワークベンチのCORBAクライアントアプリケーション開発でCORBAサーバオブジェクト一覧機能を使用する場合
以下の方法で、インタフェースリポジトリを登録します。
Interstage Studioワークベンチの[依存]ビューまたは[構造]ビューで登録したいIDLファイルを選択し、コンテキストメニューから[インタフェースリポジトリの登録]を選択します。
CORBAサーバプロジェクトの[プロパティー]ダイアログボックスの左ペインから[ビルドツール] > [IDLコンパイラ]を選択し、表示された[IDLコンパイラ]ページで[インタフェースリポジトリに登録する]をチェックした場合は、CORBAサーバプロジェクトのビルド時に自動的に登録されます。
注意
インタフェースリポジトリの登録は、対象となるインタフェースがすでに存在する場合は、上書きされます。
インプリメンテーションリポジトリの登録は必須です。サーバアプリケーションの実行に必要な情報が格納されます。登録は、Interstage管理コンソールまたはサーバ上のCORBAサービスのコマンドで行います。
ネーミングサービス名は、オブジェクト指向COBOLで作成したCORBAサーバアプリケーションの場合は必ず登録する必要があります。Interstage管理コンソールなどでワークユニット起動時に登録するように設定する方法と、CORBAサービスコマンドで登録する方法があります。