CORBAアプリケーションの開発には、以下のプログラムが必要です。
Interstage Studioワークベンチ(*1)
COBOLプラグイン(*2)
Interstage Application Serverサーバ機能またはクライアント機能(*3)
NetCOBOL開発パッケージ
*1: 別売りのInterstage Studio Standard-J Editionで提供されるプログラムです。
*2: NetCOBOL開発パッケージに含まれる“Interstage Studio向けCOBOLプラグイン”を指します。
*3: 別売りのInterstage Application Server Enterprise Editionで提供されるプログラムです。
Interstage Application Serverの環境設定の確認
CORBAアプリケーションの開発では、IDLファイルをコンパイルするため、CORBAサーバにアクセスするための環境設定が必要です。CORBAサーバにアクセスするための設定は、Interstage Application Serverサーバ機能と組み合わせて開発する場合は必要ありませんが、クライアント機能と組み合わせて開発する場合に必要です。
CORBAアプリケーションのビルド時にIDLコンパイラでエラーが発生する場合、CORBAサービスの動作環境ファイルを確認してください。ファイルの内容は、“Interstage Application Server/Interstage Web Server Express チューニングガイド”の「CORBAサービスの動作環境ファイル」を参照してください。
Interstage基盤サービスの起動
CORBAアプリケーションを作成する前に、J2EE実行環境のためのサービスが起動されている必要があります。J2EE実行環境のためのサービスはデフォルトの状態では起動されないため、Interstage基盤サービス操作ツールを使用してサービスを起動します。
スタートメニューから[Interstage Studio] > [Interstage基盤サービス操作ツール]を選択します。
→ [Interstage基盤サービス操作ツール]が起動されます。
[localhostで使用するデバッグ環境]の[J2EE実行環境を使用する]チェックボックスをチェックします。
[必須サービスのみ起動状態にする]ボタンが有効な場合、ボタンをクリックしてサービスを起動します。ボタンが無効な場合、この操作は不要です。
[詳細]ボタンをクリックします。
→ 画面下部に詳細表示領域が表示されます。
詳細表示領域の<必要なサービス>がすべて実行中となっていることを確認してから[閉じる]ボタンをクリックします。
→ Interstage基盤サービス操作ツールは終了します。