一般に、COBOLプログラムは高い移植性を持っており、多くの場合、プログラムの作成から単体テストまでをクライアント側で行うことができます。
ただし、サーバ側固有の機能を利用した場合や、対象プラットフォームによって動作の異なる機能を利用した場合は、サーバ側で動作を確認する必要があります。
対象プラットフォームによって動作の異なる機能には以下のものが含まれます。
クライアント側とサーバ側で文字コードが異なる場合、片方で翻訳可能な値が他方では翻訳エラーになる場合があります。
クライアント側とサーバ側での実行時文字コードの違いによって、半角カナ文字、日本語文字の大小順序の結果が異なる場合があります。
クライアント側とサーバ側での実行時文字コードの違いによって、判定結果が異なる場合があります。
使用できる文字、書体などは対象プラットフォームによって異なります。
使用するデータベース製品の違いによって、 実行結果に違いが出る場合があります。
対象プラットフォームによって使用できる機能に違いがあります。また、Windows系とUNIX系ではファイルやパス名の規則が異なります。