名前
SET DESCRIPTOR -- SQL記述子領域に情報を設定します。
記述形式
SET DESCRIPTOR descriptor_name descriptor_header_item = value [, ... ]
SET DESCRIPTOR descriptor_name VALUE number descriptor_item = value [, ...]
説明
SET DESCRIPTORはSQL記述子領域に値を投入します。 その後、通常、記述子領域はプリペアード・クエリ実行においてパラメータをバインドするために使用されます。
このコマンドは2つの構文があります。 最初の構文は、特定のデータと独立した、記述子の“ヘッダ”に適用します。 2番目の構文は、番号で識別される特定のデータに値を割り当てます。
パラメータ
記述子の名前です。
設定するヘッダ情報項目を識別するトークンです。 記述子項目数を設定するCOUNTのみが現在サポートされています。
設定する記述子項目の番号です。 番号は1から数えます。
記述子内のどの項目の情報を設定するかを識別するトークンです。 サポートされる項目のリストについては“D.6.1 名前付きSQL記述子領域”を参照してください。
記述子項目に格納する値です。 これはSQL定数またはホスト変数とすることができます。
使用例
EXEC SQL SET DESCRIPTOR indesc COUNT = 1 END-EXEC. EXEC SQL SET DESCRIPTOR indesc VALUE 1 DATA = 2 END-EXEC. EXEC SQL SET DESCRIPTOR indesc VALUE 1 DATA = :val1 END-EXEC. EXEC SQL SET DESCRIPTOR indesc VALUE 2 DATA = 'some string', INDICATOR = :val1 END-EXEC. EXEC SQL SET DESCRIPTOR indesc VALUE 2 INDICATOR = :val2null, DATA = :val2 END-EXEC.
互換性
SET DESCRIPTORは標準SQLで規定されています。
関連項目