名前
PREPARE -- 実行のためにSQL文をプリペアします。
記述形式
PREPARE name FROM string
説明
PREPAREは実行用に文字列として動的に指定されたSQL文をプリペアします。 これは、埋め込みプログラム内でも使用することができる、直接的なSQL文とは異なります。 EXECUTEコマンドを使用して、どちらの種類のプリペアード・ステートメントを実行することができます。
パラメータ
プリペアード・クエリ用の識別子です。
プリペアするSELECT/INSERT/UPDATE/DELETE文のいずれかを含む、文字列リテラルまたはホスト変数です。
使用例
MOVE "SELECT * FROM test1 WHERE a = ? AND b = ?" TO ARR OF STMT. COMPUTE LEN OF STMT = FUNCTION STORED-CHAR-LENGTH (ARR OF STMT). EXEC SQL ALLOCATE DESCRIPTOR indesc END-EXEC. EXEC SQL ALLOCATE DESCRIPTOR outdesc END-EXEC. EXEC SQL PREPARE foo FROM :STMT END-EXEC. EXEC SQL EXECUTE foo USING SQL DESCRIPTOR indesc INTO SQL DESCRIPTOR outdesc END-EXEC.
互換性
PREPAREは標準SQLで規定されています。
関連項目
EXECUTE
参照
EXECUTEコマンドの詳細については、“PostgreSQL文書”の“リファレンス”の“SQLコマンド”を参照してください。