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Enterprise Postgres 10 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

D.11.10 PREPARE

名前

PREPARE -- 実行のためにSQL文をプリペアします。

記述形式

PREPARE name FROM string

説明

PREPAREは実行用に文字列として動的に指定されたSQL文をプリペアします。 これは、埋め込みプログラム内でも使用することができる、直接的なSQL文とは異なります。 EXECUTEコマンドを使用して、どちらの種類のプリペアード・ステートメントを実行することができます。

パラメータ

prepared_name

プリペアード・クエリ用の識別子です。

string

プリペアするSELECT/INSERT/UPDATE/DELETE文のいずれかを含む、文字列リテラルまたはホスト変数です。

使用例

MOVE "SELECT * FROM test1 WHERE a = ? AND b = ?" TO ARR OF STMT.
COMPUTE LEN OF STMT = FUNCTION STORED-CHAR-LENGTH (ARR OF STMT).
EXEC SQL ALLOCATE DESCRIPTOR indesc END-EXEC.
EXEC SQL ALLOCATE DESCRIPTOR outdesc END-EXEC.
EXEC SQL PREPARE foo FROM :STMT END-EXEC.

EXEC SQL EXECUTE foo USING SQL DESCRIPTOR indesc INTO SQL DESCRIPTOR outdesc END-EXEC.

互換性

PREPAREは標準SQLで規定されています。

関連項目

EXECUTE

参照

EXECUTEコマンドの詳細については、“PostgreSQL文書”の“リファレンス”の“SQLコマンド”を参照してください。