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Enterprise Postgres 10 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

5.4.1 アプリケーションのコンパイル

アプリケーションのコンパイル時は、以下のオプションを指定します。

SolarisLinuxLinux/Solarisの場合
SolarisLinux表5.1 インクルードファイルとライブラリのパス

オプションの種類

オプションの指定方法

インクルードファイルのパス

-I/<FUJITSU Enterprise Postgres クライアント機能のインストールディレクトリ>/include

ライブラリのパス

-L/<FUJITSU Enterprise Postgres クライアント機能のインストールディレクトリ>/lib

SolarisLinux表5.2 C言語用ライブラリ(libpqライブラリ)

ライブラリの種類

ライブラリ名

動的ライブラリ

libpq.so

静的ライブラリ

libpq.a

注意

Solarisで64ビットアプリケーションを作成する場合は、-m64または-xarch=v9の指定が必要です。ご利用のコンパイラが、Oracle Solaris Studio 12.2以降、および、Sun Studio 12の場合、-m64を指定します。Sun Studio 11、Sun Studio 10、および、Sun Studio 9の場合、-xarch=v9を指定します。

Solaris(64ビット)の場合の例:

“<x>”は製品のバージョンレベルを示します。

> cc -m64 -I/opt/fsepv<x>client64/include -L/opt/fsepv<x>client64/lib -lpq testproc.c -o testproc

または

> cc -xarch=v9 -I/opt/fsepv<x>client64/include -L/opt/fsepv<x>client64/lib -lpq testproc.c -o testproc
WindowsWindows(R)の場合

環境変数で、インクルードファイルとライブラリのパスが設定されている場合、コンパイル時に、下記のオプションの指定は不要です。

Windows表5.3 インクルードファイルとライブラリのパス

オプションの種類

オプションの指定方法

インクルードファイルのパス

<FUJITSU Enterprise Postgres クライアント機能のインストールディレクトリ>\include

ライブラリのパス

<FUJITSU Enterprise Postgres クライアント機能のインストールディレクトリ>\lib

Windows表5.4 C言語用ライブラリ(libpqライブラリ)

ライブラリの種類

ライブラリ名

リンク用ライブラリ

libpq.lib

動的ライブラリ

libpq.dll