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Enterprise Postgres 10 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

SolarisLinux3.4.2 アプリケーションのコンパイル(Linux/Solarisの場合)

アプリケーションのコンパイル時は、以下のオプションを指定します。

  

表3.1 インクルードファイルとライブラリパス

作成するアーキテクチャ

オプションの種類

オプションの指定方法

32ビット

インクルードファイルのパス

-I<unixODBC32bitのインクルードファイルの格納ディレクトリ>

ライブラリのパス

-L<unixODBC32bitのライブラリの格納ディレクトリ>

64ビット

インクルードファイルのパス

-I<unixODBC64bitのインクルードファイルの格納ディレクトリ>

ライブラリのパス

-L<unixODBC64bitのライブラリの格納ディレクトリ>

  

表3.2 ODBCライブラリ

ライブラリの種類

ライブラリ名

動的ライブラリ

libodbc.so

注意

  • LinuxLinuxの場合
    64ビットアプリケーションを作成する場合には“-m64”、32ビットアプリケーションを作成する場合には“-m32”の指定が必要です。

  • SolarisSolarisの場合
    64ビットアプリケーションを作成する場合は、-m64または-xarch=v9の指定が必要です。ご利用のコンパイラが、Oracle Solaris Studio 12.2以降、および、Sun Studio 12の場合、-m64を指定します。Sun Studio 11、Sun Studio10、および、Sun Studio 9の場合、-xarch=v9を指定します。

ODBCアプリケーションのコンパイル例を説明します。

  • Linux 64ビットの場合

    gcc -m64 -I/usr/local/include(注) -L/usr/local/lib(注) -lodbc testproc.c -o testproc
  • Linux 32ビットの場合

    gcc -m32 -I/usr/local/include(注) -L/usr/local/lib(注) -lodbc testproc.c -o testproc
  • Solaris 64ビットの場合

    cc -xarch=v9 -I/usr/local/include(注) -L/usr/local/lib(注) -lodbc testproc.c -o testproc
  • Solaris 32ビットの場合

    cc -I/usr/local/include(注) -L/usr/local/lib(注) -lodbc testproc.c -o testproc

注) unixODBCのインストール先を指定せずにソースからビルドおよびインストールした場合の例です。インストール先を指定した場合には、インストール先のディレクトリを設定してください。