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Systemwalker Operation Manager Systemwalker for ERPパッケージジョブ連携ガイド SAP ERP編
FUJITSU Software

3.1.2 インストール前の作業

旧製品または旧バージョンレベルが導入されている場合

旧製品である「Systemwalker for R/3 ジョブ連携 V5.0L10/V5.0」、または、旧バージョンレベルの本製品「Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携」の「SAP R/3 ジョブ連携」または「SAP ERP ジョブ連携」が導入されている場合、本製品のSAP ERP ジョブ連携をインストールするには、旧製品または旧バージョンレベルのアンインストールが必要です。

旧製品または旧バージョンレベルからのアップグレードインストールはできません。また、旧製品と本製品とを混在させることはできません。

旧製品または旧バージョンレベルからシステム環境を引き継ぎたい場合は、旧製品または旧バージョンレベルをアンインストールする前に、セション開設用情報ファイルを退避し、本製品をインストールした後に復元してください。

  1. セション開設用情報ファイルを退避します。

    【Windows】

    # cd /d %Operation Managerインストールディレクトリ%\MpWalker.jm\mpmjessv\R3
    # copy r3passwd 退避用ディレクトリ

    【Solaris/Linux】

    # cd /etc/mjes/r3
    # cp -p r3passwd 退避用ディレクトリ

  2. 旧製品または旧バージョンレベルをアンインストールします。

セション開設用情報ファイルの復元については、“3.1.6 インストール後の作業”を参照してください。

旧バージョンレベルで使用していた“R/3 ジョブ連携 動作設定ファイル”または“SAP ERP ジョブ連携 動作設定ファイル”は、任意の場所に格納されていますので、通常は旧バージョンレベルをアンインストールしても削除されません。万一、製品のインストールディレクトリ配下に格納している場合は、セション開設用情報ファイルと同様に退避、復元してください。