リモート電源制御ユニットを使用する場合は、以下の手順で、RPDUシャットダウンエージェントの設定が正しく動作することを確認してください。
待機ノードをシャットダウンします。SPARC Enterprise M4000, M5000 の場合、全てのパーティションをシャットダウンします。SPARC M10 の場合、全てのドメインをシャットダウンします。
待機ノードの主電源、冗長電源に接続しているリモート電源制御ユニットのWeb インターフェースで、待機ノードが接続されているコンセント番号の電源をOFF にします。
Microsoft Internet Explorer またはMozilla Firefox などのブラウザから、以下のURL を入力し、リモート電源制御ユニットWeb インターフェースに接続します。
http(s)://<IPアドレス>
※<IPアドレス>は、リモート電源制御ユニットの初期設定で指定したIP アドレスです。
セキュリティ警告メッセージが表示される場合は、[OK]または[Yes(はい)]をクリックします。
[Login(ログイン)]ページが表示されるので、作成したpclユーザ、パスワードを入力し、ログインします。
リモート電源制御ユニットWeb インターフェースのメニューから、[Home (ホーム)]ページを表示します。
[Outlets(アウトレット(コンセント))]リストに、コンセントごとの電源ステータスが表示されます。電源をOFF するコンセント番号の[Off(オフ)]ボタンをクリックします。
[Off(オフ)]ボタンをクリックできない場合は、pclユーザの「システムの権限」「コンセントの権限」の設定が十分でない可能性があります。
“J.2.3 シャットダウン機構用のユーザの作成”を参照し、pclユーザの権限設定を見直してください。
操作の確認のためのダイアログボックスが表示されます。 [OK]をクリックすると、コンセントの電源がOFF されます。
リモート電源制御ユニットWeb インターフェースのメニューから、[Home (ホーム)] を選択し、画面を更新します。手順5, 6で電源をOFF にしたコンセント番号がOFF になっていることを確認します。
運用ノードで以下のコマンドを実行します。
# /opt/SMAW/SMAWsf/bin/sfrpdupoweron -p 待機ノードのCFノード名
以下のメッセージが出力された場合、pclユーザの「システムの権限」「コンセントの権限」の設定が十分でない可能性があります。
“J.2.3 シャットダウン機構用のユーザの作成”を参照し、pclユーザの権限設定を見直してください。
outlet power-on failed.
リモート電源制御ユニットのWeb インターフェースで、手順 2で電源をOFF にしたコンセント番号がON になっていることを確認します。ON になっていない場合、シャットダウン機構の設定を見直してください。
SPARC Enterprise M4000, M5000 の場合、RPDUシャットダウンエージェントを使用する全てのパーティションで手順2~4を実行してください。
待機ノードを起動します。
待機ノードの起動を確認した後、運用ノードをシャットダウンします。SPARC Enterprise M4000, M5000 の場合、全てのパーティションをシャットダウンします。SPARC M10 の場合、全てのドメインをシャットダウンします。
運用ノードの主電源、冗長電源に接続しているリモート電源制御ユニットのWeb インターフェースで、運用ノードが接続されているコンセント番号の電源をOFF にします。
待機ノードで以下のコマンドを実行します。
# /opt/SMAW/SMAWsf/bin/sfrpdupoweron -p 運用ノードのCFノード名
以下のメッセージが出力された場合、pclユーザの「システムの権限」「コンセントの権限」の設定が十分でない可能性があります。
“J.2.3 シャットダウン機構用のユーザの作成”を参照し、pclユーザの権限設定を見直してください。
outlet power-on failed.
リモート電源制御ユニットのWeb インターフェースで、手順 8で電源をOFF にしたコンセント番号がON になっていることを確認します。ON になっていない場合、シャットダウン機構の設定を見直してください。
SPARC Enterprise M4000, M5000 の場合、RPDUシャットダウンエージェントを使用する全てのパーティションで手順8~10を実行してください。
運用ノードを起動します。