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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.3
FUJITSU Software

J.2.7 復旧方法

RPDUシャットダウンエージェントにより、クラスタノードが強制停止された場合の復旧手順について説明します。

復旧手順は、以下の2 種類の方法があります。以下のいずれかの方法で、強制停止されたクラスタノードが接続されているコンセント番号の電源をON にします。

sfrpdupoweron コマンドによる復旧

sfrpdupoweron コマンドを使用して、強制停止されたクラスタノードの電源を復旧する手順について説明します。

sfrpdupoweron コマンドの詳細は、“PRIMECLUSTER 活用ガイド<コマンドリファレンス編>”の sfrpdupoweron(1M) を参照してください。

  1. いずれかのクラスタノードにログインし、システム管理者権限になります。

  2. 以下のコマンドを実行し、電源の復旧を行うクラスタノードが接続されているコンセントの状態を確認します。

    # /opt/SMAW/SMAWsf/bin/sfrpdupoweron -l CFノード名
  3. 以下のコマンドを実行し、クラスタノードが接続されているコンセントの電源をON にします。

    # /opt/SMAW/SMAWsf/bin/sfrpdupoweron -p CFノード名
  4. 以下のコマンドを実行し、手順 3で電源をON にしたコンセント番号がON になっていることを確認します。

    # /opt/SMAW/SMAWsf/bin/sfrpdupoweron -l CFノード名
リモート電源制御ユニットのWeb インターフェースからの復旧

リモート電源制御ユニットのWeb インターフェースから、強制停止されたクラスタノードの電源を復旧する手順について説明します。

  1. Microsoft Internet Explorer またはMozilla Firefox などのブラウザから、以下のURL を入力し、電源の復旧を行うクラスタノードが接続しているリモート電源制御ユニットWeb インターフェースに接続します。

    http(s)://<IPアドレス>

    ※<IPアドレス>は、リモート電源制御ユニットの初期設定で指定したIP アドレスです。

  2. セキュリティ警告メッセージが表示される場合は、[OK]または[Yes(はい)]をクリックします。

  3. [Login(ログイン)]ページが表示されるので、ユーザ名、パスワードを入力し、ログインします。

  4. リモート電源制御ユニットWeb インターフェースのメニューから、[Home (ホーム)]ページを表示します。

  5. [Outlets(アウトレット(コンセント))]リストに、コンセントごとの電源ステータスが表示されます。

    電源の復旧を行うコンセント番号の[On(オン)]ボタンをクリックします。

  6. 操作の確認のためのダイアログボックスが表示されます。 [OK]をクリックすると、コンセントの電源がON されます。

  7. リモート電源制御ユニットWeb インターフェースのメニューから、[Home (ホーム)] を選択し、画面を更新します。手順 5, 6で電源をON にしたコンセント番号がON になっていることを確認します。